2022/07/20 12:30
ソロ・デビュー・アルバム『Jack in the Box』をリリースしたJ-HOPEが、アルバム・タイトルに込められた意味などについて新しいインタビューで語った。
2022年7月19日に公開された、約30分の動画で彼は、このプロジェクトのタイトルがギリシャ神話のパンドラの物語と結びついていること、そしてそれが彼の芸名の物語といかに合致しているかについて話している。
J-HOPEは、「プロデューサーのパンさんがギリシャ神話を持ち出して……パンドラは開けてはいけない箱を開けてしまった。多くの災難が全て飛び出すと、残ったのは希望(hope)だけだったということから、彼に、“音楽を作るときとか、何かをするときは、イントロのシャウトアウトで‘Jack in the box!’って言えばいい!箱を開けて希望を放つという話をすればいい”と言われたんです」と振り返り、「今思うと、本当に脳裏に、心に残る言葉だと思いました。自分の(芸名の)由来でもあるし、それを音楽に反映させたかったんです。ある意味、そこから物語を作ろうとしました」と説明している。
続けて彼は、「僕が作ってきた音楽、例えば“Hope World”、“Chicken Noodle Soup (feat. Becky G)”、“Blue Side”……さまざまなミックステープのトラック、それら全てが箱の中に入っている楽曲だとしたら、そろそろ箱から出ていく時期だと思ったんです。数え切れないほどの自分の体験、感じた感情、語りたいこと……そういった話を共有したかったし、仕事をしながら感じた自分の裏にある影の一面も見せたかった。それを全部世の中に出して、それを反映した音楽と感情を作りたかった。それでアルバム・タイトルの“Jack in the Box”を思いついて、アルバム全体の流れもその包括的なテーマを念頭に構成されています」と語っている。
J-HOPEは、7月31日にTOMORROW X TOGETHERも出演する【ロラパルーザ】のヘッドライナーを務める。また、アルバム収録曲の「MORE」は、BTSのメンバーとして2人目となる、米ビルボード“Hot Trending Songs”チャートでの1位を獲得している。
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