2013/04/09
ブルースやジャズ・アーティスト、南部音楽についてのドキュメンタリーが広く評価されていた映画制作者 レス・ブランクが、4月7日 カリフォルニア州バークレーの自宅で膀胱がんにより息を引き取った。77歳だった。
1965年のディジー・ガレスピーの短編映画から始まり、ミュージシャンの人物像や音楽に基づいた文化を親密かつ暴露的に制作するための新しい基準を打ち立てたブランク。彼の作品は『ライトニン・ホプキンスのブルース人生』(1968年)、ザイデコの伝説的人物 クリフトン・シェニエについての『ホット・ペッパー』(1973年)、アパラチアのバイオリニスト トミー・ジャレルについての『スプラウト・ウィングス・アンド・フライ』(1983年)などが挙げられる。
そんなブランクの作品を評価し、アメリカン・フィルム・インスティチュートと国際ドキュメンタリー協会からは特別功労賞が。さらに2000年の【ウッドストック映画祭】では、名誉あるマーヴェリック賞が贈られていた。
関連記事
最新News
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像