2022/07/01
ホールジーはここ数日間、自身のコンサート中に米最高裁による「ロー対ウェイド裁判」の判決破棄について反対の声を上げ続け、中絶の合法化に反対する保守派からの反発にも断固たる態度で臨んできた。一方でホールジーのスタンスには多くのネット・ユーザーから支持の声が寄せられており、同業者のケイティ・ペリーもそこに加わった。
これまで50年近く女性が中絶する権利を保証してきた画期的な判決の撤回に反発し、ホールジーは自身のコンサートで“私の体、私の選択”の合唱を促していた。するとあるTwitterユーザーが、ホールジーが熱心に反対を表明し始めた直後に大勢の観客がコンサートから立ち去ったと投稿した。このツイートを引用する形で27歳のシンガーは、「野外会場の欠点:出口でぶつかるドアがないこと」と、6月27日に投稿した。
また、別のツイートでは、「“人々はあんたの意見を聞くためではなく、歌うのを見るために金を払っている"という主張ってすごくばかげている。いや、私が選んだ方法でステージを使って表現するのを見るためにお金を払ったんでしょう。音楽の修辞的な力が必ずしもあなたの逃避に役立つとは限らないことを理解する批判的思考が欠けているのは残念だよ」と述べた。
このツイートをケイティがリツイートし、「Go off Queen」(行け!クイーン)と鼓舞している。
ケイティが米最高裁の判断について直接ツイートしたのはこれが初めてだが、「ロー対ウェイド」判決が覆された当日に、「赤ちゃん用ミルクさえ店頭に並んでないのに」と書かれた投稿をリツイートしたことはあった。彼女はまた、判決の翌日に太陽系のいくつかの惑星が空に見えた瞬間をとらえた写真をリツイートし、「やだ、この最悪な状況を惑星が見に来ちゃったじゃない」と書いていた。
しかしケイティは過去に、プランド・ペアレントフッドによる2020年行動資金投票キャンペーンに賛同の署名をするなど、中絶合法化賛成の立場を明確にしてきた。他に署名した200人のアーティストのひとりであるホールジーは、判決案がリークされた5月に、米最高裁の判断を非難するプランド・ペアレントフッドによる2022年の書簡にも署名している。
そんなホールジーは、「私を支持してくれる人たちがいてくれることを光栄に思う。彼らが感情と行動が出会う空間を育んでいることを誇りに思う。私は自分の仕事を愛している。そして、私がそこに立つときは、常に真実を語ることを期待して。ショー・マスト・ゴー・オン(ショーは続いていかなければならない)」と投稿している。
go off Queen https://t.co/3zVSyiyfH1
— KATY PERRY (@katyperry) June 30, 2022
The “people pay to see you sing not hear your views” argument is so dumb. No, you paid to see me use a stage as a form of expression in the manner that I choose. Sorry you lack the critical thinking to realize that the rhetorical power of music doesn’t always serve your escapism.
— h (@halsey) June 29, 2022
Honored to have my audience. Proud they cultivate a space where emotion and action meet. Love doing what I do. And expect me to always tell the truth when I get up there. Show must go on.
— h (@halsey) June 29, 2022
I’ve had abortion statistics in my show since my tour started in May and 16,500 people came to my last show. I’m gonna be fine because my fans are on the right side of history. There’s an empty forum inside your skull. https://t.co/UPbvvJGnVR
— h (@halsey) June 30, 2022
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