2022/06/28
映画『夏へのトンネル、さよならの出口』の主題歌と挿入歌2曲をeillが担当する。
9月9日から公開される同作は、『第13回小学館ライトノベル大賞』ガガガ賞と審査員特別賞をダブル受賞した八目迷のデビュー作をアニメ化した作品。主人公・塔野カオル役を鈴鹿央士、転校生・花城あんず役を飯豊まりえが演じた。監督は田口智久、制作はCLAP。
主題歌はeillが同作の書き下ろした「フィナーレ。」。挿入歌は「プレロマンス」と、「片っぽ」のアコースティックバージョンに決定。
◎eill コメント
「夏へのトンネル、さよならの出口」の楽曲を担当させて頂きます。シンガーソングライターのeillです。
今回、オファーを頂いてから何度も原作を読み返して、主人公のふたりの心の中を覗きながら、日々を一緒に過ごして曲を作りました。
同じ時間を過ごすと、似てきたり、お互いのことがわかってくるように、ふたりの共同戦線は、どんどん深く、明確な絆に変わっていく。
そんな真っ直ぐなふたりが私はとても好きで、色褪せない愛を歌った主題歌を「フィナーレ。」と名付けました。
そして、なにか物語がはじまる前のトキメキを描いた挿入歌を「プレロマンス」と名付けました。
さらに過去曲の「片っぽ」も劇中歌として選んで頂けて、、本当に光栄です、、、。
楽曲では、海の音や原作に纏わる効果音、音楽で作れるワクワクを沢山!詰め込んだので、ぜひ楽しみにして頂けると嬉しいです!
私も、劇場で観れるのが待ち遠しいです。
◎田口智久監督 コメント
「片っぽ」はまるでこの作品のためにあるような曲だと思いました。とても美しく儚い、誰も誰かを求めているというあまりに普遍的であり、個人的でもあるこの曲はまさに「夏へのトンネル、さよならの出口」であったように感じました。
「プレロマンス」は華やかにこの作品の色を強く引き立ててくれています。映画の彩度が、音楽によって一段も二段も引き上げられたように思います。青春の確かな輝きが音楽の力によってその輪郭を鮮明に浮かび上げてくれました。
主題歌としてある「フィナーレ。」は作品テーマのアンサーにもなっている曲だと感じています。きっと映画を見ていただければその意味が分かるかと思います。
◎八目迷 コメント
初めて「フィナーレ。」を聴いたとき、なんてまっすぐなラブソングだろうと思いました。何かと不器用な主人公ふたりの、本当に望んでいたものが、この曲に秘められているんじゃないかな。そう思わせてくれる曲です。
そして挿入歌である「プレロマンス」も、夏の到来と淡いボーイミーツガールを感じさせてくれました。誰だって一度は、この曲に込められたドキドキを求めていたはず。夏の青空のような曇りのないロマンスを、ぜひ劇場で味わってください。
◎映画情報
『夏へのトンネル、さよならの出口』
2022年9月9日(金)から公開
監督・脚本:田口智久
原作:八目迷「夏へのトンネル、さよならの出口」
主題歌:eill「フィナーレ。」
音楽:富貴晴美
アニメーション制作:CLAP
声の出演:
鈴鹿央士
飯豊まりえ
配給:ポニーキャニオン
(C)2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会
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