2022/06/27 12:30
現地時間2022年6月24日に米最高裁が、女性が中絶をする連邦政府の権利を保護した約50年前の「ロー対ウェイド裁判」の判決を覆し、全米に衝撃が走った。傷心から怒り、恐怖までさまざまな感情が米社会に広がる中、テイラー・スウィフトがこの問題に対する自身の考えをSNSで表明した。
テイラーは、最高裁が中絶禁止を容認した日にTwitterでこの判断を非難した。彼女は、「これが私たちの現在であることが怖くてたまらない。女性が自分の体に関する権利を行使できるよう人々がこれまで何十年も戦ってきたのに、今日の判決は私たちからそれを剥奪した」と綴っている。
テイラーはまた、ミシェル・オバマ元米ファースト・レディーが公開した、同様の気持ちを表明している声明文も共有した。この声明には、「自分の体について十分な情報を得た上で決断する基本的な権利を失ったこの国の人々のために心を痛めています。これは私たちの母親や祖母、曾祖母が経験したことであり、そして今、再びこれが私たちの現実になってしまいました」と綴られている。
この最高裁判決は、まだ計画中の草案の段階だった先月にリークされていた。判決については多くのミュージシャンが発言しているが、テイラーは中でも間違いなく最も影響力のあるひとりだ。ヘイリー・キヨコ、ヤングブラッド、パール・ジャム、ザラ・ラーソン、キャロル・キング、その他多くのアーティストが、女性の権利の後退に対する不満をSNSに投稿している。これにより23州がほぼ直ちに中絶を違法とすることになると予想されている。
I’m absolutely terrified that this is where we are - that after so many decades of people fighting for women’s rights to their own bodies, today’s decision has stripped us of that. https://t.co/mwK561oxxl
— Taylor Swift (@taylorswift13) June 24, 2022
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