2022/06/24
映画『ソー:ラブ&サンダー』で、敵役のゴア・ザ・ゴッド・ブッチャーを演じているクリスチャン・ベールが、2022年6月21日に公開されたTotal Filmのインタビューで、ケイト・ブッシュの音楽に乗せたダンス・シーンが検討されていたことを明かした。
監督のタイカ・ワイティティが最終的にその案を諦めたようだが、ベールはインタビューで自身の役について、「明らかにノスフェラトゥのような軽薄な態度がありますね。タイカと僕はダンスをまるまるやりたかったんですが、それはできなくて、でもケイト・ブッシュの(音楽)で色々取り組んでいたんです。ただ、それを最終的に映画に入れるのは無理だと(タイカは)思ったんでしょうね。役作りのために一番よく見ていたのは、エイフェックス・ツインの“カム・トゥ・ダディ”のビデオでしたね。でも、それも最終的な映画に入るかどうかは分かりません」と明かしている。
マーベルの親会社であるディズニーの広報担当者は、ベールが話したブッシュの話について現時点ではコメントしていないが、『ラブ&サンダー』で実写デビューするヴィランが、彼女の楽曲でダンスしていたかもしれないという新事実は、最近のブッシュの予想外の人気再燃の流れと一致するものだ。
Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の最新シーズンで取り上げられた「神秘の丘/Running Up That Hill (A Deal With God)」が各国の公式チャートで首位を獲得したことを受け、滅多に表舞台に出てこないことで知られる彼女が6月22日に英BBC Radio 4の『Woman’s Hour』で異例のインタビューに応じ、「本当に驚異的です」、「とてもエキサイティングです。実にショッキングですよね」などと感想を述べた。
「神秘の丘」は、UKとオーストラリアの公式チャート、そして米ビルボード・グローバル・チャート“Global 200”でNo. 1を達成した。米ビルボードの総合ソング・チャート“Hot 100”では4位まで浮上し、彼女にとって初の全米チャートTOP10シングルとなった。この現象について63歳の彼女は、「何が本当に素晴らしいかって、多くの場合私のことを知らない全く新しいリスナーが(ヒットさせてくれた)ことで、すごく嬉しいです。この曲を初めて聴いて発見してくれている若い人たちのこと思うと……とても特別なことだと思います」と喜びを語っていた。
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