2022/06/20
2022年6月16日、パンデミックの影響で2回延期されていたモトリー・クルー、デフ・レパード、ポイズン、ジョーン・ジェットの4組による北米スタジアム・ツアーが米アトランタでようやく開幕した。この日の公演はサプライズ満載のものとなったが、中でもマシン・ガン・ケリーが登場し、ヴィンス・ニールをはじめとするモトリー・クルーのメンバーと共に、バンドの伝記映画『ザ・ダート: モトリー・クルー自伝』(2019年)でコラボした「The Dirt (Est. 1981)」をライブで初披露した。
この映画でドラマーのトミー・リーを演じたMGKは、ダイヤモンドのメッシュ・タンクトップに黒のレザーパンツ、黒のブーツという衣装で登場し、婚約者である女優のミーガン・フォックスが見守る中、トゥルーイスト・パーク・スタジアムでのパフォーマンスをバンドと大いに盛り上げた。
このライブではほかにも予期せぬ出来事が起きた。常にハイテンションのトミー・リーが、実は怪我でドクターストップがかかっているにもかかわらず演奏していることをファンに明かし、途中退場するハプニングがあった。彼はステージで、「よくやったよな!お前らよくやったし、俺らもよくやったし、ようやくここにいるぜ!最高!」と叫び、「とにかく伝えたいことがあるんだけど、14日ほど前に肋骨を折ったんだよ……1本じゃなくて2本じゃなくて3本でもなくて4本も……バーかなんかで(総合格闘家の)コナー・マクレガーとやり合ったような武勇伝があればよかったんだけど、そんなものはないんだ」と観客に告げた。
5曲を終えたところで、リーはセッション・ドラマーのトミー・クルフェトス(オジー・オズボーン、アリス・クーパー)が、モトリー・クルーの残りのセットで助っ人に入ると発表した。彼はセットの後半にステージに戻り、代表的なメタル・バラードである「ホーム・スイート・ホーム」は演奏した。
@machinegunkelly performing “The Dirt” with Mötley Crüe on the opening show of their #TheStadiumTour !! pic.twitter.com/4oERXThdJc
— MGK Updates (@mgk_usa) June 17, 2022
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