Billboard JAPAN


NEWS

2013/04/06

洋楽ニュース 今週のまとめ(3月31日~4月6日)

 今週は大変そうな音楽セレブの話題からお届け。先日リリースした「ココア・バター」の宣伝用写真が、彼女のダーク・ブラウンの肌より薄く見えたことで、皮膚美白をしているのではとの言いがかりをつけられていたインディア・アリーが、その噂話を笑い飛ばしている。先日、命をおびやかす発作で倒れたリル・ウェインは、自分がてんかん患者であり、ストレスにより健康状態に問題をきたすことをインタビューで打ち明けた。また、米人気ドラマ『グリー』でフィン・ハドソン役を演じているコリー・モンティスが、リハビリ施設に入ったようだ。

皮膚脱色の噂を否定したR&B歌姫、人種差別を問題提起
リル・ウェイン、“てんかん患者”であることを告白
米ドラマ『グリー』出演者が、リハビリ施設へ入所

 ビーバー君もなんだか大変そう。ヨーロッパ・ツアーでドイツに到着した彼は必要書類を持っていなかったためにペットのサルを取り上げられてしまったようだ。残念ながら当局に預けられることになったという。引き取る猶予は4週間以内とのこと。また、自宅で友人がマリファナ・パーティを開いたとの噂まで飛び出している。

ジャスティン・ビーバー、空港でペットの猿を没収される
ビーバー、没収されたペットを引き取るのに猶予は1か月
ジャスティン・ビーバー宅で友人がマリファナ・パーティか

 ロックレジェンドからはザ・ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』サイン入りアルバムがオークションに掛けられ、なんと29万500ドル(約2,700万円)で落札。そして、結成50周年を記念して行われた昨年のイギリス、アメリカでの公演に続き、6月に開催される英ロック・フェス グラストンベリーへの出演も発表されたローリング・ストーンズ。ワールドツアーが噂されていたが、北米ツアーとイギリス・ロンドン ハイドパーク公演を行うことを発表した。

ビートルズ サイン入りアルバムが2700万円で落札
ストーンズから本日重大発表あり 大規模ツアー決定か?!
ストーンズ 北米ツアー&44年ぶり“伝説の地”英・ハイドパーク公演を発表

 続いては、嬉しい新作のニュースも。前作『キス・イーチ・アザー・クリーン』が、米ビルボード・アルバム・チャートにて2位に輝くなどアメリカン・ロック&フォークの伝統を受け継ぐ最も重要なシンガー・ソングライターとして注目されるアイアン&ワインの最新アルバムが5月にリリースされることが決定した。また、前作を発表してから10年以上経っている98°(ナインティーエイト・ディグリーズ)が、ニューアルバム『2.0』を5月にリリースすることも明らかに。

アイアン&ワイン 全米2位を記録した前作に次ぐ最新作が5月にリリース
パラモア、ニューアルバムの曲を4夜にかけサイトで公開
98°、10年ぶりのニューアルバムを5月にリリース
帰ってきたジョナス・ブラザーズ、リークした新曲を公開

 また、3月31日幕張メッセにて開催された日本最大級のパンク・ロックフェスティヴァル【PUNK SPRING2013】新作の発表とともに活動再開を果たし、今夏のサマーソニックへの出演も決定しているフォール・アウト・ボーイなど来日公演のレポートも続々到着。

シンプル・プラン 白熱のステージにONE OK ROCK&リヴァース・クオモがサプライズ出演
フォール・アウト・ボーイ、一夜限りのプレミア来日公演で新曲を世界初披露

 そして、嬉しい来日も決定。トラヴィス、ムーム、エディターズの出演が決定している6月開催の第5回目となる【Hostess Club Weekender】にブリティッシュ・シー・パワーとインクの2組が出演することが決定、今年2月にリンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンドの一員として来日を果たしたトッド・ラングレンも、ニューアルバムを引っさげ8月に再来日、ビルボードライブ東京・大阪にて単独公演を行うことが決定した。

【HCW】ブリティッシュ・シー・パワー&インクの出演が発表に
ジョルジオ・モロダー ディスコ・ミュージックの巨匠、ダフト・パンクの新作を語る
アトムス・フォー・ピースがNYで行ったDJセットでのライブ映像が公開
トッド・ラングレン 新作を引っさげ単独来日決定

 今週も全米チャートはシングルでは返り咲き2週目で累計6週の首位をマークしたマックルモア&ライアン・ルイスの「スリフト・ショップ」、アルバムチャートではミリオン・デビューを果たしたジャスティン・ティンバーレイクの『20/20 エクスペリエンス』が首位を独走中。

マックルモア&ライアン・ルイス 返り咲きからの連続首位で年間チャート上位入り確実
J・ティンバーレイク 全米アルバムチャート首位独走中

 最後は悲しい訃報。1960年代初めより、フランク・シナトラ、バーブラ・ストライサンド、ボブ・ディラン、レイ・チャールズ、ポール・サイモン、ビリー・ジョエルなどのクラシック・アルバムに携わってきた名プロデューサー/エンジニアのフィル・ラモーンが、3月30日の朝にニューヨークの病院で亡くなった。79歳だった。訃報を受け、彼のキャリアを賞賛するアーティスト達の声がソーシャル・ネットワーク上に溢れた。

多くのミュージシャンが追悼、フィル・ラモーン氏死去

その他今週の邦楽ニュースはこちら
ジーン・シモンズ&ヴィンス・ニール 子供にとっての音楽の必要性、可能性を語る
ビヨンセ、故エイミー・ワインハウスのヒット曲を映画に向けカバー
ウィズ・カリファ、【ダンスフェストピア】でヘッドライナー決定
人気の野外ロックフェス、わずか数時間でチケット完売に

関連記事

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    <ライブレポート>ano「次に会う時まで必ず生きて」――ツアー追加公演完走、音楽でたどり着いた“絶対聖域”

  2. 2

    ロゼ&ブルーノ・マーズ、11/22大阪開催【MAMA】で「APT.」世界初披露へ

  3. 3

    【先ヨミ】timelesz『because』24.9万枚で現在シングル1位独走中

  4. 4

    <インタビュー>米津玄師 新曲「Azalea」で向き合った、恋愛における“距離”――「愛情」の源にある“剥き身の生”とは

  5. 5

    【ビルボード】ロゼ & ブルーノ・マーズ「APT.」総合首位、洋楽としては約11年半ぶりの快挙

HOT IMAGES

注目の画像