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2022/06/17

メーガン・ザ・スタリオン、2ndアルバムでは“いろんな感情を味わってもらいたい”と語る

 メーガン・ザ・スタリオンが、2022年6月15日公開の米誌ローリング・ストーンとのインタビューで、現在取り組んでいる2ndアルバムのインスピレーションやコラボレーターなどについて明かした。

 2020年のデビュー・アルバム『グッド・ニュース』に続くアルバムとなる新作は、“今年の夏にリリースしたい”と彼女はインタビューで語っている。タイトル未定の次回作については、「いろんな感情を味わってもらいたいんですよ。最初はトワークしていたのに、今は泣いているかもしれない、みたいな」と説明している。彼女は先月、このアルバムについて「おそらく95%くらいは完成している」と話していた。

 “ホッティーズ”と総称されるメーガンのファンダムは、先週「Pressurelicious」(プレッシャリシャス)と題された楽曲の一部を聴いているが、この曲も彼女がこれまでに25~30曲をレコーディングしたというニュー・アルバムに収録される可能性がある。フューチャーが参加している、ダークで強烈なビートと“クールでセクシー”なスタッカート・ラップが特徴の楽曲だ。

 メーガンはフューチャーについて、「彼はマジでとんでもなくぶっ飛んでる」と、その才能を絶賛し、「彼は自分らしさを貫いています。人前に出て何かをしなければならない人だったら誰についてもその点を高く評価しています。毎日ネットで自分の人生について読まなければならなくて、多くのエネルギーと向き合わなければならないのに、それを音楽で表現して、しかも優雅にこなす人は、栄光に値する人だと思うんです」と述べた。

 同誌のインタビューでプレビューされた他の楽曲には、“個人的な啓示を、高揚したダンス・ミュージックに重ねている”というマーダ・ビーツがプロデュースした「Gift and Curse」 があり、これには“A b-h like me, yeah, I know my worth(私みたいな女は自分の価値を分かっている)/ F-ing with me is a gift and a curse(私とヤるのはギフトでもあり呪いでもある)”というクラシックでフリーキーなフックのある曲になっている。その他にも、今年の【コーチェラ】の第1週にメーガンが初披露した、激しいディス・トラックの「Plan B」と、母親を失った喪失感に率直かつ赤裸々に向き合ったという「Anxiety」が収録される。

 彼女はまた、シャワーの中でスマホを使いながら思いついたときに録音するという、一風変わった執筆方法についても明かしている。メーガンは、「シャワーを浴びながら書くなんて、(説明するのは)映画(のように長くなる)けど、スピーカーを大音量で鳴らして、フリースタイルして、出てから書き留めているんです」と説明している。彼女が自分の作品に専心する理由は、一つのことを確実にするため、つまり不朽のレガシーを残すためだという。「私は人々にいつでも、“そう、メーガン・ザ・スタリオン、彼女は素晴らしかった、彼女はラッパーだった。彼女は最高のラッパーの一人で、最もクールだった”って思い出してほしいだけなんです」と彼女は語っている。

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