2022/06/16
ジャネット・ジャクソンが米誌エッセンスの最新号の表紙を飾り、カバー・ストーリーで、新曲の可能性について言及している。
2022年6月15日に公開された記事で彼女は、音楽活動の次のステップについて、「予想していなかったことが起こったから物事を解決する必要があったり、または一歩下がって少し休憩を取る必要がある時期に人生が差しかかったりします。(音楽は)本当に好きなこととはいえ、それは私の仕事であり、職業です。いつかは音楽を出します。具体的にいつかって?まだ言えませんが、必ず出します。あまりにも好きなので、やらないわけにはいかないんです。これが私の知っている全てです。やりたいことはたくさんあるけれど、一番の仕事はママであることなんです」と述べている。
また、R&B界のパイオニアとしての自身の役割を振り返る中で、自身の全過去作がこのジャンルや業界全体に貢献した度合いについて正当な評価を得ていると思っているかと聞かれると、彼女は、「ジミー(・ジャム)とテリー(・ルイス)が、(自分たちは正当に評価されていない)と言っているのを聞いたことがあります。ファンが言っているのを聞いたこともあります。ほかのアーティストも同じようなことを言っていました」としつつも、「私はそんなこと思ったことがありません。正直なところ、自分が(貢献)したかしていないかなんて、私にとって重要ではないんです。私にとって重要なのは、音楽が人々に感動を与え、それが人々の人生にどのような影響を与えるかということなんです。賞賛ではありません。正直言って、そんなことは考えていません」と語っている。
その代わりにジャネットは、5歳の息子エイサとの関係も含め“自分の中で成し遂げたこと”を自身の成功と定義していると主張している。「あの子から今の私という女性になるまで、どれだけ遠くに来たか。それが成功です。もしあなたが私の家に来たとしても、私がエンターテイナーであることを知ることはないでしょう。私の壁には賞なんて一つもありませんから」と彼女は明かしている。
ジャネット・ジャクソンは、今月末に米ニューオーリンズで久しぶりに有観客で開催される【Essence Fest 2022】のヘッドライナーとして、ニッキー・ミナージュやサマー・ウォーカーなどと出演することが決まっている。今年1月には、長期間制作していたドキュメンタリー映画『ジャネット』を米A&EとLifetimeで公開した。彼女の最新のスタジオ・アルバムは2015年の『アンブレイカブル』で、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”でキャリア7作目のNo.1を獲得している。
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