2022/06/07
2022年6月4日、米ホワイトハウスが5月31日に訪問したBTSの新しい動画を公開した。
BTSのメンバーは、アジア系アメリカ人・ハワイ原住民・太平洋諸島民(AANHPI)の文化遺産継承月間を記念しホワイトハウスを訪れ、米国でアジア人を標的としたヘイト・クライムが激増していることに関する意見交換をするためにジョー・バイデン大統領とカマラ・ハリス副大統領と面会し、自分たちの影響力を大義のために使いたいと語った。
ハリス副大統領はBTSと挨拶を交わしたあとに皆と一緒に着席し、「憎しみや偏見を見ると、それは人々を恐れさせ、孤独を感じさせ、それゆえに力がないと思わせるためのものなのです。皆さんがそれについて話すと、人々に”自分は一人ではない”と思い出させるような効果を持っています」と述べた。
グループを代表してRMは英語で、「(副大統領が)仰ったように、私たちはただ、いただいた愛を全てお返しし、自分たちの声を使いたいだけなのです。私たちの望みはそれだけです。ですから今日は私たちにとって本当に、本当に歴史的で重要な日なのです」と答えた。
また、別のシーンで彼は、「プラスの影響を与えられることに喜びを感じると同時に、大きな責任を感じています」と述べている。
この動画では、バイデン大統領との座談会の様子も紹介されており、大統領はBTSの名声は永続的な変化をもたらすことができる絶好の立場にあると語っている。大統領は、「私が公職に就いたのは公民権運動のためでした。当時も有名なアーティストが人々を動かしてくれました。(BTSが)やっていることは大きな変化を生みますし、憎しみを撲滅させなければならないと話すことは重要です」と述べた。
RMは、「ホワイトハウスが、バイデン大統領が、アジア人ヘイト撲滅や反アジア・ヘイト・クライム関連で私たちを招待したと最初に聞いたとき、私たちは“さあいよいよだ。もちろんだ、行くしかない。(米ワシントン)D.C.に行かなければならない”と思いました。そして、全ての努力を認めてくださりありがとうございます。私たちの時間が本当に報われ、還元されると心から感じています」と述べた。
訪問時の映像と共にバイデン大統領は、「今週ホワイトハウスで@bts_bighit さんにお会いできて幸いでした。反アジア・ヘイト・クライムの増加により、私たち全員が立ち上がり、発言し、ヘイトに“安全な港”を与えないことが求められています。(BTSの)活動に感謝します。重要なことです」とツイートした。
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