2022/06/03
30年前の6月2日、マライア・キャリーのライブ・パフォーマンスが『MTVアンプラグド』で放送された。1990年にリリースしたセルフタイトル・アルバムや、1991年の『エモーションズ』での彼女の歌唱力を疑い、ライブでの再現力を疑問視する否定派を黙らせるために撮影したと噂されている伝説のパフォーマンスだ。
だが最後に笑ったのはマライアだった。『アンプラグド』に出演した際のEPは270万枚の売り上げを記録し、彼女のスーパースターとしての地位を確立するきっかけとなった。30年が経った今週、マライアが番組出演を振り返っている。
6月2日に彼女は、インスタグラムに番組からの映像を一部投稿し、「私の“MTVアンプラグド”番組にハッピー・アニバーサリー!観客の前で歌うことさえ緊張して怖がっていたステージ上のあの女の子にハッピー・アニバーサリー。あと、彼女は直前に決まった“アンプラグド”番組が“特別なもの”になるとは思ってもみなかった!」とキャプションに綴り、「そのパフォーマンスの間、画期的な瞬間があったことを覚えています……自分がすべきことは、歌って実際に観客の人々とつながって一緒にその瞬間にいることなのだという認識です!そこからはみんなで一緒に参加していたのです」と振り返っている。
そして、「今見ると、あの小さなステージを共有することができた、信じられないほど才能あるミュージシャンやシンガーが多くいたことに気づくことができ、私は本当に恵まれていると感じます。あのステージに命を吹き込んだ堂々としたグループと、私の人生を変えるような体験を共有してくれた会場の皆さんに感謝しています。そしていつものように……この旅を私と共有してくれたファンの皆さんにありがとう。皆さんは毎日私の人生を救ってくれています。#MC30」と続けている。
マライアの『MTVアンプラグド』は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で3位を記録し、合計57週間チャートに留まった。キャリーは7曲を歌い、その全てが同ソング・チャート“Hot 100”のTOP5にランクインした。1992年6月に、トレイ・ロレンツをフィーチャーしたジャクソン5の「アイル・ビー・ゼア」のカバーで自身6度目のNo.1を獲得している。
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