2022/05/25
Helsinki Lambda Clubが、6曲入りのミニアルバム『Hello, my darkness』を2022年7月13日にリリースすることが決定した。
また、そのミニアルバムに収録する楽曲の中から「Khaosan」を配信シングルとして5月25日にリリースすることも発表された。
「Khaosan」は橋本薫(Vo/Gt)が何度も旅に出るくらい思い入れの深い、タイの“カオサンロード”をモチーフに制作しており、光も闇も不条理も、全部受け入れて生きていきたいという気持ちを、性急なビートとマッドな音に乗せて歌った楽曲だ。
また、ジャケットは4月にリリースされた「真っ暗なドーナッツ」に引き続き、イギリスのイラストレーター Rovert Daviesに描き下ろしてもらったものとなっている。
『Hello, my darkness』は、ポストパンク、ヒップホップ、ファンク、サイケなど、あらゆるジャンルの要素を詰め込んだ楽曲を収録した、“夢と現実の交錯”をコンセプトとしている。
同作は“夢から現実へ変わっていく時間”を描いた「I'm as real as donut」からはじまり、今回シングルとしてリリースする「Khaosan」、性愛にまつわる駆け引きを歌った「真っ暗なドーナッツ」、橋本薫が世の中をありのままに見つめた「Village Satomi」、日本とアメリカをルーツに持ち、多文化なスタイルを取り入れ高いスキルで日本語と英語を組み合わせたラップを魅せるWez Atlasを客演に迎えた、“会いたい人に会いに行きたい”ということがテーマの「Mystery Train(feat. Wez Atlas)」、そして最後に“現実から夢へと戻っていく”ドリーミーな「夢で逢えたら」で締めくられる、全6曲入りの作品になっている。
◎橋本薫 コメント
太陽はまぶしい。太陽は天の恵み。太陽に憧れる。でもその眩しさゆえにずっと見つめることはできない。暗闇はどうか。ずっと見ていられる。よく考えたら暗闇と過ごす時間っていうのは意外と長い。それならもう少し暗闇と仲良くなろうよっていうアルバム。
このアルバムは夢が覚めて現実を過ごしまた夢に戻っていくというような構成になっている。夢に“戻る”というのがミソ。本来自分が属している側が夢にあるのかもしれない。つまり現実が夢で夢が現実みたいな感じ。こんな最低なことばっかりが起こっている世界が現実なんてありえない。夢じゃないとこんな筋書き思いつかない。そんなカオスが魅力でもあるっちゃあるけど、それにしても悪趣味過ぎる現実。
そんな夢と現実を行ったり来たりするような感覚を、シンプルなのに多彩な音で表現。ポストパンクにヒップホップ、ファンクにサイケごちゃ混ぜで見せるポップな暗闇。
◎リリース情報
配信シングル「Khaosan」
2022/5/25 DIGITAL RELEASE
ミニアルバム『Hello, my darkness』
2022/7/13 RELEASE
<CD>
HAMZ-016 2,200円(tax in.)
<DL>
1,375円(tax in.)
収録曲:
01 I'm as real as a donut
02 Khaosan
03 真っ暗なドーナッツ
04 Village Satomi
05 Mystery Train(feat. Wez Atlas)
06 夢で逢えたら
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