2022/05/18
シェリル・クロウが、2022年5月17日に放送された米トーク番組『ケリー・クラークソン・ショー』に出演し、最新ベスト・アルバム『シェリル:ミュージック・フロム・ザ・フィーチャー・ドキュメンタリー』について語った。このアルバムは、3月1日に【サウス・バイ・サウスウェスト】で初公開された、米Showtimeによる同名のドキュメンタリーに付随するものだ。
2枚組で35曲を収録した『シェリル』には、“誰もが知っている楽曲”と共に、ドキュメンタリーで紹介された楽曲、そして新曲3曲が含まれているとクロウは説明している。その内の1曲は、60歳になった彼女が1994年にザ・ローリング・ストーンズとライブ演奏した1969年の『リヴ・ウィズ・ミー』のカバーだ。
ドキュメンタリーにも登場するこの楽曲についてクロウは、伝説のバンドと歌うのが初めてだったため、緊張していたと振り返った。彼女は、「(アルバム用に)曲を再編集したんですが、それから“ミック・ジャガー卿にメールしてみよう”と思い立って……そう、彼の電話番号を知っているんです、すごいですよね!そして彼に、ハーモニカを演奏していただけませんかと尋ねたんです。彼は“いいよー”って感じだったので参加していただきました」と経緯を説明している。
1994年の公演は、その後何度も共演したクロウとストーンズの最初のコラボだった。彼女は2002年の【リックス・ツアー】で数日間、ストーンズのためにオープニング・アクトを務めた。このツアーに付随するライブ・アルバムにも参加し、「ホンキー・トンク・ウィメン」でジャガーとリード・ボーカルを担当している。また、最後のスタジオ・アルバムになると彼女が述べている2019年の『スレッズ』では、キース・リチャーズの協力を得て、ストーンズの『ヴードゥー・ラウンジ』に入っている「ザ・ワースト」のカヴァーを収録している。
クラークソンとのインタビューの後半でクロウは、「フォーエヴァー」と題された、コンピレーション・アルバムに収録されたもうひとつの特別な楽曲について語っている。ミュージック・ビデオにも登場する息子たちのためにこの曲を書いたと彼女は明かし、「今の子どもたちはストレスが多く、大きなものを抱えて生きています。だって、戦争中ですし、愛する誰かをパンデミックで失うことになるのか(などの心配事が多い)」と述べている。
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