デュア・リパが、2022年5月10日に公開された米誌ヴォーグの『73 Questions』動画で、自身の音楽やファッションから最悪だったデートの思い出まで、さまざまな質問に答えている。

　デュアのコンサート会場を舞台に撮影されたインタビュー映像は、彼女が“レヴィテーター”と呼ぶ、大ヒット曲「レヴィテイティング」を披露する際にアリーナ上空を飛び回るための浮揚装置の上から始まる。“ステージ上のデュア”と“のんびりしている時のデュア”の違いを聞かれた彼女は、パフォーマンス中も“ほとんど同じ”であるものの“アドレナリンがもっとたくさん出ていますね”と答えている。

　その後、話はダンスの話題になり、自身の最も有名なダンスは何かと聞かれたデュアは、それが2018年にネットで話題になった「ワン・キス」のシミーであることが分かっていた。“お見せしましょうか”と提案した彼女は、メイン・ステージに上がり、バック・ダンサーたちと共に “あのダンス”を披露した。「これで満足ですか、ヴォーグ？」と冗談まじりに述べた彼女は、“このダンスをからかった人たちに何か言いたいことは？”という質問に、「メッセージは受け取りましたよ」とだけ答えた。

　ステージ下に設置してある、衣装替えエリアまで移動するトロッコをヴォーグに見せながら、デュアはデートに関する質問に答え、出会い系アプリは使ったことがないとを話した。そして“これまでで一番最悪なデートは？”の質問に対し彼女は、「一度ある男性とデートした時、一緒にパーティーに行ったんですよ。二人で喫煙所に行ったら、彼が他の女の子にキスし始めたんです」という衝撃体験を告白している。

　デュアの『73 Questions』は、自身の信念を共有することの重要性について語ることで締めくくられている。彼女は、「（有名人であるという）このプラットフォームを持っていることはとても幸運だと思うので、自分よりもずっと大きなもののために使わなければならないと感じているんです」と述べ、政治に関しては“キング”と尊敬するバーニー・サンダース米上院議員に刺激を受けており、現在は活動家のナーディーヤ・ムラードと共にヤズィーディー教徒の救済に取り組んでいると付け加えた。