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2022/05/11

ホールジー、ツアーを前に健康面の問題について説明「大人になってからはほとんど病気」

 最近たびたびSNSで自身の健康状態について語ってきたホールジーが、2022年5月10日に投稿した動画で、ここ数か月にわたって悩まされ続けてきた症状や病名についてファンに報告した。

 インスタグラム・ストーリーズに投稿した動画でホールジーは、「皆さんの多くが私の健康状態がどうなっているのか疑問に思っていることは知っています」と述べた。自身が心臓モニターを装着しているインスタの写真や、最近TikTokで多岐にわたるアレルギー体質を明らかにしたことに対するファンの懸念に言及したものとみられる。そんなホールジーは、「妊娠して出産してから、私の健康状態は大きく変化しました。とてもとてもとても体調が悪くなり始めたんです。大人になってからはほとんど病気みたいなものです」と続けた。

 昨年7月に第1子エンダーを出産したホールジーは、最近どのような症状と戦ってきたか、そしてそれらが妊娠によってどのように悪化したかを正確に話した。「私は数回アナフィラキシーのために入院しました。多くの医者に診てもらった結果、エーラス・ダンロス症候群、シェーグレン症候群、マスト細胞活性化症候群、体位性頻脈症候群(POTS)と診断されて、別の種類の自己免疫疾患である可能性があるものもあって、その根本的な原因についての答えをまだ探しているところです」とホールジーは述べた。

 以前、子宮内膜症の手術を受けたことも公表しているホールジーは、体調が万全でないことを認めつつも、5月17日から始まる【ラヴ・アンド・パワー】北米ツアーについては心配しないでほしいと続けている。「治療も始まりましたし、ツアーのリハーサルもしています。(ツアーに向けて)本当にワクワクしていますし、皆さんに最高のパフォーマンスをお届けできるような健康的な方法で実行できると確信しています」と断言している。

 さらには、「正直なところ、ツアーに出るのが楽しみで仕方ないんです。気が紛れますし、毎日活発に有酸素運動とかしているので、体も健康です。そして、皆さんに会えますし」と続けている。

 ホールジーは、今回の【ラヴ・アンド・パワー・ツアー】が、計画面や芸術面でどのように自身の健康に影響されるかを説明した。「若い頃のように、自分の体のことを気にせず、何時間も何日も続けて働くようなツアーはもうできません」と述べ、「(演出の)大部分は、自分の体が反抗してきているように感じることや、これまで経験してきた全てに関する、この奇妙な身体の恐怖を掘り下げていくようなものになります。私には悩みがたくさんあり、エネルギーもたくさんあります。ステージで放出したい混乱がたくさんあります。それを本当に反映したショーが作れていることを願っていますし、もしあなたが同じようなことを感じている、あるいは感じたことがあるのなら、緊張を解き放つカタルシスの場となることを願っています」と語った。

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