2022/05/10
現地時間2022年5月15日に開催される【2022ビルボード・ミュージック・アワード】(BBMAs)のパフォーマンス・ラインナップにトラヴィス・スコット、エド・シーラン、ベッキー・G、そしてエル・キングとミランダ・ランバートの共演が追加された。
【BBMAs】は、米ラスベガスにあるMGMグランド・ガーデン・アリーナから米NBCにて全米に生中継され、Peacockでもライブ配信される。ショーン・“ディディ”・コムズが司会を務める今年の授賞式は全62部門からなり、その年の米ビルボード・チャートにおけるトップ・アーティストを表彰する。
「グースバンプス」のリミックスが<トップ・ダンス/エレクトロニック・ソング賞>の候補となっているトラヴィス・スコットが授賞式でパフォーマンスするのは、昨年11月に米ヒューストンで開催された【アストロワールド・フェスティバル】で彼のライブ中に観客が押しつぶされて10名が亡くなって以来となる。スコットは米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”史上初めて1年以内(2019年から2020年)に「ハイエスト・イン・ザ・ルーム」、「ザ・スコッツ」(ザ・スコッツ・トラヴィス・スコット&キッド・カディ名義)、「フランチャイズ」の3曲がHot 100で1位を獲得したアーティストとなった。
現在【+-=÷×スタジアム・ツアー】(ザ・マスマティックス・スタジアム・ツアー)真っ最中のエド・シーランは、北アイルランドのベルファストからパフォーマンスを披露する。今年の【BBMAs】で9部門のファイナリストとなったエドは、4年前に受賞した<トップ男性アーティスト賞>のファイナリストでもある。また、最新アルバム『=(イコールズ)』は昨年11月に米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得し、アルバム4作連続で首位に輝いた。
エル・キングとミランダ・ランバートのコラボ曲「ドランク(アンド・アイ・ドンド・ワナ・ゴー・ホーム)」は米ビルボード・カントリー・エアプレイ・チャートで先月1位を獲得した。女性2人によるコラボレーションが同チャートの制したのは約30年ぶりの快挙となる。このヒットは幅広い層に支持されており、<トップ・ロック・ソング賞>にもノミネートされている。楽曲は、3月に開催された【アカデミー・オブ・カントリー・ミュージック・アワード】の<ビデオ・オブ・ザ・イヤー>を受賞し、ミランダ・ランバートは<エンターテイナー・オブ・ザ・イヤー>を初めて獲得した。彼女は、今年の【BBMAs】で2度目の<トップ・カントリー・女性アーティスト賞>のファイナリストとなっている。
5月13日に2ndアルバム『Esquemas』をリリースするベッキー・Gは、【BBMAs】での初パフォーマンスをXfinityステージから行う。2021年に<トップ・ラテン・女性アーティスト賞>にノミネートされている彼女は、カロル・Gとのコラボ曲「MAMIII」が米ビルボード・ラテン・ソング・チャート“Hot Latin Songs”で自身初の1位に輝いたばかりだ。
他にも<アイコン賞>を授与されるメアリー・J.ブライジ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(【BBMAs】出演は1999年以来)、シルク・ソニック(【第64回グラミー賞】で<最優秀レコード賞>と<最優秀楽曲賞>を含む4部門を制して以来、初のパフォーマンス)、モーガン・ウォレン(2021年にカメラに向かってNワードを発言し、各授賞式への出席と出演が禁止されてから初の授賞式でのパフォーマンス)、バーナ・ボーイ、フローレンス・アンド・ザ・マシーン、ラトー、マックスウェル、メーガン・ザ・スタリオン、ラウ・アレハンドロがパフォーマンスすることが既に発表されている。さらに、環境保護の公正を支持する14歳のマリ・コペニーが、第3回<チェンジ・メイカー賞>を授与される。プレゼンターを含む【BBMAs】の追加情報は、近日発表される。
30年以上にわたり、【BBMAs】は音楽界の偉大な功績を称えてきた。数あるアワードの中でもユニークなこの賞は、ビルボード・チャートでのパフォーマンスによってファイナリストが選ばれる。【BBMAs】のファイナリストと受賞者は、ビルボードとルミネイト(元MRCデータ)を含むそのデータ・パートナーによって集計されたアルバムやデジタル・ソング・セールス、ストリーミング、ラジオ・エアプレイ、ツアーなど音楽とファンとインタラクションに基づいて決定される。今年の授賞式は、2021年4月10日から2022年3月26日のチャート集計期間に基づいている。
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