2022/05/06 12:00
トラヴィス・スコットによる全米No.1曲「Sicko Mode」のミュージック・ビデオのYouTube再生回数が今週10億回を超えたことが明らかになった。ドレイク、スウェイ・リー、ビッグ・ホークがバースを提供している楽曲のMVは、デイヴ・マイヤーズが監督し、2018年10月に解禁された。
トラヴィスにとって初のYouTube10億再生突破で、ドレイクにとっては6作目の快挙となる。インパクト大のMVは、ドレイクが夕暮れに線路沿いを飼い犬と散歩する姿から始まり、町には真っ赤なスモークが徐々に広がっていく。そこに暮らす住民の顔へズームインし、楽曲のテンポが上がっていくとともに、馬に乗ったトラヴィスが登場。そしてコンビニの前でたむろする人々や駐車場に集まった女性たちの前でバースを披露している。
楽曲の複数のレイヤーからなるプロダクションやテンポ同様に、デイヴのカメラワークも多様だ。ハイパーカラーからモノクロの映像へと次々と移り変わり、宇宙へ旅立つ様子やサイケデリックな要素は、映像に揺さ振れるような、トリッピーなバイブを与えている。
トラヴィスは、先日プリマヴェーラ・サウンドによる3つの南米フェスティバルのヘッドライナーに抜擢されたばかりだ。これにより、彼は2021年に地元の米ヒューストンで開催した【アストロワールド・フェスティバル】からちょうど1年後に、再びステージに戻ることになった。フェスは10名の死者と多くの負傷者を出し、トラヴィスとイベントのプロモーターは数百件の訴訟を起こされることとなった。彼は、2022年11月6日に【プリマヴェーラ・サウンド・サンパウロ】、11月12日に【プリマヴェーラ・サウンド・ブエノスアイレス】、11月13日に【プリマヴェーラ・サウンド・サンティアゴ】に出演する予定だ。
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