2022/05/04
2022年5月4日公開(集計期間:2022年4月25日~5月1日)の“JAPAN Heatseekers Songs”は、きゃない「バニラ」が1位を獲得した。
きゃないは、路上ライブを中心に活動するシンガーソングライター。3月9日にリリースされた「バニラ」は、耳なじみの良いメロディや歌詞に隠されたストーリーが話題となっている。TikTokやSNSでは、カバー動画や本楽曲を使った家族・カップルのVlog、推し動画などが増加中。当週はストリーミング43位に加え、ツイート、動画再生がトップ300入りし、自身初の1位を獲得した。きゃないは、5月2日にフジテレビ『めざましテレビ』でも取り上げられたため、次週はさらにポイントを伸ばしそうだ。
2位は、前週まで5週連続で首位をキープしていたNMIXX「O.O」。当週はストリーミング63位、動画再生50位を獲得し、ワンランクダウンとなった。3位のZOT on the WAVE & Fuji Taito「Crayon」は、順位こそ変わらないものの、ストリーミングで前週85位から当週69位にジャンプアップを果たした。
4位のAwich「GILA GILA (feat. JP THE WAVY, YZERR)」も、ストリーミングと動画再生でトップ200圏内にチャートインし、前週からの順位をキープ。Awichは5月6日に日本テレビ『Music Blood』にて、本楽曲をJP THE WAVYとYZERRとともに地上波初披露予定である。
池田智子 × TENDRE「水星 × 今夜はブギー・バック nice vocal」は、前週トップ20圏外から一気にトップ5に返り咲いた。ゴールデンウィークに突入した影響もあるのか、サントリー「ほろよい」CMソングとして再注目され、ダウンロードは前週52位から当週21位に、動画再生も前週200位代から当週は100位代にランクアップ。さらにストリーミング指標でも、同曲初のトップ300入りを果たした。
そのほかトップ10では、9位に汐れいら「センチメンタル・キス」が初登場。汐れいらは2021年にデビューした東京都出身のシンガーソングライター。同曲はABEMA『彼とオオカミちゃんには騙されない』のBGMに起用され注目を集め、当週はストリーミングと動画再生でトップ300圏内を走っている。
◎Billboard JAPAN Heatseekers Songs
(集計期間:2022年4月25日~5月1日)
1位「バニラ」きゃない
2位「O.O」NMIXX
3位「Crayon」ZOT on the WAVE & Fuji Taito
4位「GILA GILA (feat. JP THE WAVY, YZERR)」Awich
5位「水星 × 今夜はブギー・バック nice vocal」池田智子 × TENDRE
6位「悪魔の子」ヒグチアイ
7位「Cinema (feat. Memento Mori & 武蔵)」O.A.KLAY
8位「タイミング ~Timing~」Klang Ruler
9位「センチメンタル・キス」汐れいら
10位「ALL GODS BLESS ME」RYKEYDADDYDIRTY
11位「Step Back」GOT the beat
12位「ただ声一つ」ロクデナシ
13位「GingaMingaYo (the strange world)」Billlie
14位「だいしきゅーだいしゅき」femme fatale
15位「破片」Ayumu Imazu
16位「ジェネリックラブ」Klang Ruler
17位「Have a nice day」imase
18位「AOZORA」THE HAJIMALS
19位「0時の終列車」二見颯一
20位「流星群」Penthouse
※【JAPAN Heatseekers Songs】とは
Billboard JAPAN HOT 100を構成するデータのうち、ラジオ、ダウンロード、ストリーミング、週間動画再生数を集計し、その中から急上昇中のアーティストを抽出したチャート。
<主な抽出ルール>
・当週を含む3週連続、Billboard JAPANの総合ソング・チャート<HOT 100>で1指標でも300位圏内にチャートインした楽曲
・Heatseekersにチャートイン後、<HOT 100>のトップ20および<HOT ALBUMS>のトップ10以内に入ったアーティストは除く
・直近6か月(26週)中4か月相当(17週)以上20位以内にチャートインしたアーティストは除く
・除外対象アーティストがfeat.等でアーティスト名に明記されている場合はその楽曲も除く など
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