2022/05/02 11:00
現地時間2022年5月15日に開催される【2022 ビルボード・ミュージック・アワード】(BBMAs)にシルク・ソニック、フローレンス・アンド・ザ・マシーン、マックスウェル、モーガン・ウォレンがパフォーマーとして出演することが発表された。米ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催される授賞式は、米東部時間の午後8時から米NBCで生中継され、Peacockでも配信される。
今年司会を務めるのは音楽プロデューサーで実業家のショーン・“ディディ”・コムズで、<アイコン賞>を授与されるメアリー・J.ブライジ、バーナ・ボーイ、ラトー、メーガン・ザ・スタリオン、ラウ・アレハンドロ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズがパフォーマーとしてすでに発表されている。今後もパフォーマンス・アーティストやプレゼンターが随時発表される予定だ。
ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークによるシルク・ソニックが【BBMAs】でパフォーマンスを行うのはこれが初となり、二人は<トップ・デュオ/グループ賞(Top Duo/Group)>、<トップ・R&Bアーティスト賞(Top R&B Artist)>、<トップ・R&Bアルバム賞(Top R&B Album)>、<トップ・R&Bソング賞(Top R&B Song)>の4部門で初のファイナリストとなっている。
ウォレンがパフォーマーのラインナップに名を連ねるのは、2021年2月2月に彼がNワードを使う動画が拡散され、大きな波紋を呼んでから約1年後となる。騒動の直後、彼は人種差別的用語を使ったことは“無知で間違っていた”と述べており、スポットライトから1年間離れ、自分をよりよくするために努めると話していた。それから彼は、いくつかのサプライズ・パフォーマンスを行い、ヘッドライン・ツアーを発表し、2022年の【アカデミー・オブ・カントリー・ミュージック・アワード】での<最優秀アルバム賞>など複数の主要な賞を受賞し、米ビルボード・チャートでは新たな記録を打ち立てた。
【BBMAs】は、MRCのMRC Live & Alternative部門によってプロデュースされている。今回ウォレンが、【BBMAs】に出演することになったのは、MRCの多様な背景を持つスタッフが、数か月間にわたり社内、社外でパートーナーやアーティスト側と多岐に及ぶ協議を重ねた結果だとMRCは発表している。MRCのチームは、この一件がウォレンの普段の行動パターンとは異なるもので、彼が変わろうと尽力していると結論づけている。
MRCの広報担当者は、「私たちはいかなる差別、ハラスメント、人種差別に反対します」と声明で述べ、「私たちは全ての人に尊厳と尊敬を持って接するべきだと信じています。徹底的な調査と社内そしてアーティスト側との盛んな意見交換により、意義のある活動と奉仕が示され、継続的に行われていることが確認できたため、(ウォレンに)今年の授賞式に参加することを打診しました」と続けている。
今年の授賞式の集計期間は、2021年4月10日付から2022年3月26日付のチャートが対象となっている。【BBMAs】のファイナリストと受賞アーティストは、アルバムやデジタル・ソング・セールス、ストリーミング、ラジオ・エアプレイ、ツアーなど、音楽とファンのインタラクションに基づいており、米ビルボードとルミネイト(旧MRCデータ)を含むデータ・パートナーによって集計されている。
授賞式の観覧チケットは90ドル(約11,000円)からで、一般販売されている。開場時間は現地時間午後3時半からとなっている。
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