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2022/04/14

ビルト・トゥ・スピル、7年ぶりのニューALから新曲「Gonna Lose」のMV公開

 ビルト・トゥ・スピルのニュー・アルバム『ホェン・ザ・ウィンド・フォゲッツ・ユア・ネイム』が、<サブ・ポップ>から2022年9月9日にリリースされることが発表され、「Gonna Lose」のビデオが公開された。

 本作は2015年の『Untethered Moon』以来となる作品で、アルバムのプロデュースはダグ・マーシュ、ミックスはマーシュ、レ・アルメイダ、ジョアン・カサエス、ジョシュ・ルイスが行い、マスタリングはメル・デットマーが担当した。カヴァー・アートは、コミック・アーティストのアレックス・グラハムが手掛けた。「10代の頃からサブ・ポップから作品をリリースしたかったので、とても興奮している。彼らが契約した初めての50代のアーティストは僕だと思う」とマーシュは語る。

 『ホェン・ザ・ウィンド・フォゲッツ・ユア・ネイム』は、ビルト・トゥ・スピルの世界を新しく刺激的な方法で拡大し続けている。2018年にマーシュはブラジルのローファイ・パンク・アーティスト/プロデューサー、レ・アルメイダと、サイケデリック・ジャズ・ロック・バンド、Oruãの長年のコラボレーター、ジョアン・カサエスと合流した。ブラジルでのライブの際、新たなバック・バンドが必要となり、彼らに参加を依頼した。ブラジルの日程は上手くいき、2019年も一緒にプレイを続け、アメリカやヨーロッパをツアーすることも決定。サウンドチェックの間、二人はマーシュが書いた新曲を学び、ツアーが終わると、ボイシにあるマーシュのリハーサル・スペースで、ベースとドラムのトラックをレコーディングした。

 二人の帰国後、マーシュはギターとボーカルのオーバーダビングを開始した。当初、3人は2020年後半にブラジルかアメリカのどこかで一緒にアルバムをミックスする予定だったが、パンデミックの影響で直接再会することはできなかった。しかし、トラックを送り合うことはできたので、ミキシングのプロセスでの協力は可能となった。こうして出来上がったのが『ホェン・ザ・ウィンド・フォゲッツ・ユア・ネイム』だ。その後、レ・アルメイダとカサエスはOruãとしての活動に戻り、マーシュはドラムにプリズム・ビッチのテレサ・エスゲラ、ベースにブラッド・レモンのメラニー・ラドフォードを迎え、バンドのラインナップを一新した。なお9月に、ビルト・トゥ・スピルとOruãは一緒にライブを行う予定となっている。

◎リリース情報
アルバム『ホェン・ザ・ウィンド・フォゲッツ・ユア・ネイム』
2022/9/9 RELEASE
2,400円(plus tax)
<トラックリスト>
1. Gonna Lose
2. Fool’s Gold
3. Understood
4. Elements
5. Rock Steady
6. Spiderweb
7. Never Alright
8. Alright
9. Comes a Day

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