2022/03/29
2022年3月28日、ウィル・スミスが公式インスタグラムを通じて、現地時間の日曜夜に開催された【アカデミー賞】でクリス・ロックの顔を平手打ちしたことを謝罪する声明を発表した。
ウィルは、「あらゆる形態の暴力は有害であり、破壊的です。昨夜の【アカデミー賞】での私の振る舞いは受け入れ難く、弁解の余地がないものでした。私を犠牲にしたジョークは仕事の一環ですが、ジェイダの病状についてのジョークは私には耐え難く、感情的に反応してしまいました」と長文のメッセージで綴り、「クリス、君に公に謝罪したいと思います。私はやり過ぎてしまいましたし、間違っていました。恥ずかしく思っていますし、自分の行動は自分がなりたい男性像を示していませんでした。愛と優しさの世界に暴力の余地はありません」と続けた。
彼はさらに、「また、アカデミー、番組のプロデューサー、出席者の皆さん、そして世界中でご覧になっていた皆さんにも謝りたいです。ウィリアムズ家、そして“ドリームプラン”(原題:King Richard)の仲間にも謝りたいです。私たち全員にとって極めて美しい旅だったものを自分の行為で汚してしまったことを、深く反省しています。私は未熟者です」と謝罪している。
クリス・ロックは、【アカデミー賞】授賞式の舞台上で、ウィルの妻であるジェイダ・ピンケット・スミスの坊主頭を揶揄した。ジェイダは2018年から自己免疫疾患による脱毛症に悩まされていることを公表しているが、クリスは彼女の外見について、「ジェイダ、愛してるよ、“G.Iジェーン2”、早く見たいよ」とジョークを言った。
ジェイダがこのジョークにあきれた表情を浮かべたあと、ウィルが客席からステージに乱入しクリスを平手打ちした。クリスは目に見えて動揺しながらも、当初予定していた漫談を続けようとしたが、ウィルは着席してからもクリスに対し、「妻の名前をお前の汚い口で言うな」と牽制した。
米ロサンゼルス市警によると、クリスはこの件についてウィルを告発することを拒否した。
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