2022/03/29
カーディ・Bが、2018年に発表したデビュー・アルバム『インベージョン・オブ・プライバシー』(IOP)がアメリカレコード協会(RIAA)の新たな記録を打ち立てた。
今作に収録されている13曲すべてがRIAAによりプラチナ(100万ユニット)以上の認定を受けたことにより、カーディは女性アーティストとして史上初の快挙を成し遂げた。彼女はアルバム全収録曲がゴールド認定を受けた初の女性アーティストにもなっており、今回この記録をさらに更新することとなった。
カーディは、メジャー・デビュー・アルバムの『IOP』で、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”首位に輝き、2019年の【グラミー賞】では<最優秀ラップ・アルバム>を受賞した。ダイアモンド認定されている今作からのシングル「ボダック・イエロー」とバッド・バニーとJ.バルヴィンをゲストに迎えた「アイ・ライク・イット」の2曲で米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”1位も獲得している。
また、Billboard 200のデケイド・エンド・チャートにて、女性アーティストによる2010年代のラップ・アルバムとしてトップの座に君臨した。アルバム・リリース時に彼女はHot 100に13曲を同時に送り込み、当時ビヨンセの記録を破り、最も多くの楽曲を同時にチャートインさせた女性ソロ・アーティストとなった。
2021年4月に『IOP』が3周年を迎えた際、カーディは「今日、IOPに愛を示してくれた皆さんに感謝したいです。まるで(自分の)誕生日のような感じです(笑)」とツイートし、「このアルバムを聴くと、とてもスウィートでほろ苦い思い出が蘇ってきます。今作のプロセスにおいて多くの困難に直面しましたが、結果的に美しく、うまくいった作品になりました。永遠に愛しています」と振り返っていた。
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