2022/03/22
『YOASOBIのオールナイトニッポンX(クロス)』初の公開イベント【YOASOBIのオールナイトニッポンX~春野菜~ supported by SAISON CARD】が、開催された。
会場となったニッポン放送のイマジンスタジオでは、YOASOBIがステージ上に登場する前から2人の声が流れていた。Ayaseが「ラジオリスナーとお会いするのはこれが初めて」と話し、ikuraが「自分たちのリスナーはどんな人なんだろう?」と返し、2人が「せーの」でタイトルコールをすると、Ayaseが『オールナイトニッポンX(クロス)』のためにアレンジをした「Bitter Sweet Samba -Ayase Remix-」が会場に流れ、2人がステージに姿を現わした。
Ayaseは「この距離感すごくない?」とリスナーとの距離の近さに驚きを表すも、「いつもラジオ聴いてる人!」「一番遠くから来た自信がある人!」と早速、リスナーとの交流を楽しんだ。イベントタイトル「春野菜」の由来は、番組開始当初からAyaseの野菜嫌いや野菜についてトークしてきたから名付けられたもので、イベントだからと特別な会話はせず「春野菜は食べましたか~?」と、いつもと変わらない空気感も醸し出していた。
オープニングトークの後は、ステージに設置されたソファに座り、2人の近況トークへ。オールナイトニッポン55周年記念公演【あの夜を覚えてる】の主題歌「ばかまじめ」を担当したことへの思いや実際に公演を見て感激したこと、2人の“忘れられない夜”の話として「紅白が決まった時は眠れなかった」というエピソードや、Ayaseがずっと思い入れを持っていた車を購入したことなど、貴重なトークが繰り広げられた。
そして、YOASOBIバンドのベーシストを務めているやまもとひかるとのトークコーナーへ。やまもとは、番組に出演したときに行った「バブルサッカー対決」のバブルを身にまとって登場。2人はいかにやまもとに会うのが難しいことかを熱弁しつつ、以前の出演時はバブルサッカーの話に熱中しすぎてやまもとの良さを伝えられなかったと反省。今回はやまもとを知ってもらう企画として、2人が「どんな学生時代だった?」「ベースを始めたきっかけは?」など、やまもとに次々と質問をぶつけていた。
続いては、番組内の人気コーナー「我等友情永久不滅」を、このイベントのためにアレンジ。本来は、歌詞画像や共同ホムペ、前略プロフ、プリクラの落書き「我等友情永久不滅」など、今では滅んでしまった“あの頃の青春”を、ど真ん中世代のAyaseとリスナーが、その頃をあまり知らないikuraとリスナーに伝えているこのコーナー。今回は逆にikura世代のアレコレをAyaseに教えてあげることに。ikura世代のやまもとも引き続き参加し、リスナーから寄せられたメールを次々と紹介していった。「クラスのWi-Fiが良い場所に座る」「英単語や漢字の小テストをiPadで行うが、正解が予測変換で出てしまう」「家で一人一人準備するリモート調理実習」「ランチボックスに1~2人前のケーキを入れていく“お弁当ケーキ”」など、ネット社会である現代やコロナ禍でリモート化が進んでいるからこそ流行しているものなどが紹介され、Ayaseが休みなく「すげ~!」と感嘆の声をあげると、会場は笑いに包まれた。
この日最後のコーナーとして、非常に個性的な感性を持つikuraの描く絵を当てる「クイズ!いくらの絵!」を実施したあとは、いよいよエンディングに。あと2回で最終回を迎える『YOASOBIのオールナイトニッポンX』についてAyaseは「この1年間、僕らが一番楽しんでいました。メールを送ってくれたり、ハッシュタグでつぶやいてくれたり……それをラジオ帰りにエゴサするのがすごく楽しかった! 勉強にもなりましたし、YOASOBIの“今後”に繋げていくことができると思います」とコメント。
ikuraも「この1年間ファンの皆さんと毎週コミュニケーションを取れて、本当に楽しかったです。こんな姿を見せて大丈夫かな? と思ったこともあったけど、新しい一面を知っていただけて良かったです。ラジオは卒業しますが、これからもYOASOBIらしく進んでいきます」とリスナーに向けてメッセージを送り、拍手喝さいに包まれながら番組イベントは幕を閉じた。
同イベントの模様は、期間限定で短尺のバーティカルシアターアプリ「smash.」でアーカイブ配信中。
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