2022/03/22
現地時間2022年3月19日、アーケイド・ファイアの長年のメンバーだったウィル・バトラーがバンドを脱退したことをSNSで発表した。
フロントマンであるウィン・バトラーの弟で、デビュー・アルバム『フューネラル』から参加しているウィルは、「やあ、みんな。私はアーケイド・ファイアから脱退しました」と自身のTwitterで報告した。マルチ・インストゥルメンタリストでありソングライターでもある彼は、「ニュー・アルバムが完成した後の昨年末に脱退しました」と明かした。「この20年間で、自分も変わり、バンドも変わったという以外に決定的な理由はありません。新しいことを始めるタイミングだと思っています」と彼は続け、「今は新しいアルバムに取りかかっていて、夏にいくつかの公演を予定しています。デビッド・アジミの演劇(本当に素晴らしい作品です)の音楽に取り組んでいます。他にもいくつかのプロジェクトが進行中です」と近況を共有した。
さらにウィルは、「アーケイド・ファイアのコンサートに来てくれた人、レコードを買ってくれた人、私たちの音楽を愛してくれた人、ありがとう。みなさんの人生の一部になれたことは、とても意味があります。長年にわたり、私たちのビジョンを実現するために協力してくれたクルー、スタッフ、マネージメント、レーベル関係者、バンド、アーティスト、そして友達たちに感謝します。バンドは、今でも私の友人であり、家族です」と述べた。
また、彼は一週間前に参加した米医師ポール・ファーマーの追悼式での朗読に触れ、その言葉とポールの人生における挑戦は「常に考えていること」だと明かした。そして、彼はPLUS1やPartners in Healthなどの組織と協力して、「人々に物質的な援助を与え、健康、司法、行政のより良いシステムを構築し、ポールの例に何らかの形で応えようとする」行動を続けると述べた。
アーケイド・ファイアは、新曲「ザ・ライトニング I、II」を収録したニュー・アルバム『ウィ』を5月6日にリリースすると発表したばかりだ。彼らは、これまでに3枚のアルバム(2010年『ザ・サバーブス』、2013年『リフレクター』、2017年『エヴリシング・ナウ』)で米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”1位を獲得し、2007年にリリースした『ネオン・バイブル』は2位にランクインした。
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