2022/03/16 09:30
レコーディング・アカデミーが、現地時間2022年4月3日に米ラスベガスで開催される【第64回グラミー賞】の出演者第一弾を発表し、ノミネートされているブラザーズ・オズボーン、BTS、ブランディ・カーライル、ビリー・アイリッシュ、リル・ナズ・Xとジャック・ハーロウ、そしてオリヴィア・ロドリゴがパフォーマンスすることがわかった。カーライル、リル・ナズ・X、そしてブラザーズ・オズボーンのT.J.オズボーンなど、とりわけLGBTQアーティストが目だつラインナップとなった。
ビリー・アイリッシュは、3年連続で【グラミー賞】でパフォーマンスを行うことになる。ビリーは兄フィニアスと2020年に「ホエン・ザ・パーティーズ・オーヴァー」を披露し、昨年は「エヴリシング・アイ・ウォンテッド」を演奏した。彼女は今年「ハピアー・ザン・エヴァー」で<年間最優秀レコード>にノミネートされている。受賞した場合、一昨年の「バッド・ガイ」、昨年の「エヴリシング・アイ・ウォンテッド」に続く3年連続での受賞となり、【グラミー賞】史上初3年連続で<年間最優秀レコード>を獲得したアーティストとなる。
昨年「Dynamite」を披露したBTSは、今年も【グラミー賞】でのパフォーマンスが決定した。米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で、2021年に他のどのヒット曲よりも長い10週間にわたって1位を獲得した「Butter」は、昨年の「Dynamite」と同じ部門の<最優秀ポップ・パフォーマンス(デュオ/グループ)>にノミネートされている。
カーライルは、2019年の【グラミー賞】で「ザ・ジョーク」を披露し、自身のキャリアにおける大躍進の瞬間となった。同楽曲は<年間最優秀レコード>と<年間最優秀楽曲>の候補にもなった。今回もカーライルは、「ライト・オン・タイム」で両部門にノミネートされている。
リル・ナズ・Xは、ビリー・レイ・サイラスと共に<年間最優秀レコード>にノミネートされた大ヒット曲「オールド・タウン・ロード(リミックス)」を2020年の【グラミー賞】で披露した。今回、彼は「モンテロ(コール・ミー・バイ・ユア・ネーム)」で<年間最優秀レコード>と<年間最優秀楽曲>の候補となっている。彼は、Hot 100で1位を獲得し、<最優秀メロディック・ラップ・パフォーマンス賞>にノミネートされている「インダストリー・ベイビー」をジャック・ハーロウとともに披露すると予想される。さらに、リル・ナズ・Xは、Hot 100で首位に輝いた「モンテロ(コール・ミー・バイ・ユア・ネーム)」をパフォーマンスする可能性もある。
ブラザーズ・オズボーンはバラード曲「ヤンガー・ミー」で、オリヴィア・ロドリゴは「ドライバーズ・ライセンス」と「グッド・フォー・ユー」の2曲でノミネートされている。また、カーライルはソロとして「ライト・オン・タイム」、アリシア・キーズとのコラボ曲「ア・ビューティフル・ノイズ」、そしてブランディ・クラークとタッグを組んだ「セイム・デビル」の3曲で候補となっている。
【第64回グラミー賞】は、日本時間4月4日午前9時から生中継される。これまでアーティストはノミネートされている楽曲しか演奏できないという方針があったが、現在はその制限はなくなっている。今年は米ラスベガスにあるMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催され、米ロサンゼルス、ナッシュビル、ニューヨーク以外の都市で開催されるのは初となる。昨年に引き続き、米TV局コメディ・セントラルの『ザ・デイリー・ショー』の司会者トレバー・ノアが授賞式の司会を務める。
First round of #GRAMMYs performers is out.
— Recording Academy / GRAMMYs (@RecordingAcad) March 15, 2022
Who are you excited to see take the stage? https://t.co/GaJJ9RdR77 pic.twitter.com/qrjTvA4nQM
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