2022/03/10
カニエ・ウェストが、物議を醸した「Eazy」のクレイメーションMVに続いて、同曲の新たなMVを公開し、再びコメディアンのピート・デヴィッドソンを攻撃した。
現地時間2022年3月9日に公開されたアニメーションMVでは、カニエの「God saved me from that crash/Just so I can beat Pete Davidson’s ass (神が俺をあの事故から救ってくれた/俺がピート・デヴィッドソンをやっつけるためだけに)」というラップに合わせて、“Skete”と書かれたスウェットシャツを着た、顔にモザイクがかかった人物が何度も殴りつけられる様子が映っている。“Skete”は、カニエが考案したピートのニックネームで、これまで何度もこの呼び名を使って彼をインスタグラムで口撃している。
今月頭に解禁された「Eazy」のクレイメーションMVでは、カニエがピートを誘拐し、生き埋めにするおぞましい描写があった。そしてその頭の周りから生えてきたバラを摘み取り、実際にバレンタイン・デーに元妻のキム・カーダシアンの自宅の側に停めたものに似たトラックに積み込んでいた。
このMVに対して、多くのユーザーから異様だ、脅威を感じるなどの厳しいコメントが殺到したこと受けて、カニエは燃える教会の画像を投稿し「アートはセラピーだ、この景色と同じように」と綴り、「アートは言論の自由として保護されている。アートは世界をインスパイアし、シンプルにする。アートはいかなる害悪や悪意の代理ではない。俺のアートについてそうでないことを示唆するものは、虚偽であり、悪意がある」と自身の見解を述べていた。
カニエは、元妻のキムと交際しているピートに対して、数週間にわたりネット上で暴言を吐いている。これらの投稿の中には、ピートを見かけた際に彼を罵倒するようファンに呼びかけたものもあった。「俺と俺の家族を愛しているなら、Sketeを実生活で見かけた際に、あの負け犬を思いっきり怒鳴りつけて“KIMYE(キムとカニエ)は永遠だ”と言ってくれ」と彼は投稿していた。
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