2022/03/08 16:30
カニエ・ウェストが2022年3月2日に公開した「Eazy」のミュージック・ビデオに、コメディアンのピート・デヴィッドソンに似た人物を誘拐して生き埋めにする描写があった問題で、本人が初めてコメントした。
このクレイ・アニメーション映像については、公開直後から描写が異様である、脅威に感じる、嫌悪感を感じるといった厳しい声がSNSに溢れた。カニエは3月6日にインスタグラムを更新し、芸術的表現に関する自身の見解を示した。
カニエ改めイェーは燃えている教会の画像と共に、「アートはセラピーだ、この景色と同じように。アートは言論の自由として保護されている。アートは世界をインスパイアし、シンプルにする。アートはいかなる害悪や悪意の代理ではない。俺のアートについてそうでないことを示唆するものは、虚偽であり、悪意がある」と投稿した。
ザ・ゲームをフィーチャーした「Eazy」でカニエは、「神が俺をあの事故から救ってくれた/俺がピート・デヴィッドソンをやっつけるためだけに」と、2002年に自身が起こした瀕死の交通事故に言及しながら韻を踏んでいる。MVでは、彼がピートを埋め、頭の周りから生えてきたバラを摘み取り、実際にバレンタイン・デーに元妻のキム・カーダシアンの家の側に停めたものにそっくりなトラックに積み込んでいる。
「Eazy」のMVは、法的に独身になりたいというキムの申請が、米LAの裁判官によって認められた同日に公開された。キムは2021年2月にカニエとの離婚を申請した。ピートはキムの現在の恋人だ。
カニエは数週間前からSNS上でピートをディスり続けており、自身が考案した“Skete”というあだ名を使いながら、彼を公の場で非難するようファンを煽っている。彼は、「俺と俺の家族を愛しているなら、Sketeを実生活で見かけた際に、あの負け犬を思いっきり怒鳴りつけて“KIMYE(キムとカニエ)は永遠だ”と言ってくれ」と投稿した。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像