2022/03/09 09:25
映画『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』が6月3日から渋谷シネクイントほか全国で順次公開される。
『第68回サン・セバスチャン国際映画祭』審査員特別賞を受賞した同作は、アイリッシュパンクというジャンルを築き上げ、「ニューヨークの夢」などで知られるザ・ポーグズのフロントマンであるシェイン・マガウアンの破天荒な音楽人生を追ったドキュメンタリー。製作は30年来の友人ジョニー・デップが務めた。
シェイン・マガウアンは5歳から飲酒、競馬、タバコを嗜み、10代で移住したロンドンでドラッグ地獄に転落。そこから這い上がるように始めたバンドで、絶大な人気を集め瞬く間に英ロック界のスターになるも、ライブ中泥酔して退場、素行が悪すぎてバンドから追放、長年にわたる酒と薬の濫用で50歳にして全歯を失うなど、音楽史に残る仰天事件を連発した、
同作では爆弾発言だらけのシェインのインタビュー映像に加え、ライブ映像やラルフ・ステッドマンによるアニメーションを交えながら、彼の半生を丸裸に。さらに、ボビー・ギレスピー(プライマル・スクリーム)やジョニー・デップ本人たちがインタビュアーとして出演し、現在のシェインの心の内を聞き出している。監督はジュリアン・テンプル。ピーター・バラカンが字幕監修を担当した。
ジョニー・デップは出会う前から大ファンだったシェインについて、「20世紀の最も重要なアーティストの一人であり、人々に愛された詩人でもあるシェインの決定版な映画を製作できることを光栄に思います」とコメント。
◎映画情報
『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』
2022年6月3日(金)から渋谷シネクイントほか全国で順次公開
監督:ジュリアン・テンプル
出演:
シェイン・マガウアン
ジョニー・デップ
ボビー・ギレスピー
モーリス・マガウアン
シヴォーン・マガウアン
ヴィクトリア・メアリー・クラーク
ジェリー・アダムズ
ボノ
ほか
配給:ロングライド
(C)The Gift Film Limited 2020
(C)ANDREW CATLIN
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