2013/03/21
予ねてより「未来ある子供達の背中を押す」ことをアーティストワークのひとつとし、毎年高校の卒業式に訪れ熱いエールを贈ってきたGACKTが、3月19日 埼玉・草加市立青柳小学校にて特別授業を行った。
同校では、6年生に対して将来の夢を持って欲しいという目的から、自分が興味を持った職業について調べ、実際にその職業に就いている人に手紙を出し来校してもらい話しを聞くという特別活動授業を行っている。今回は女優になりたいという女子生徒が手紙を送ったことで、GACKTのサプライズ訪問が実現に至ったという。
当日の6時間目、生徒たちの大歓声に迎えられたGACKTは、落ち着きを取り戻したところで、身体が弱くてほとんど学校へ行けなかった子供時代。生きる意味を見出せなかった少年時代に、ある人との出逢いがキッカケで考え方が180℃変わったこと。そしてミュージシャンになる前は学校の先生になりたかったことなどなど…、自身の経験を踏まえて優しく語りかけていく。
そして本題となる、どうしたらなりたい職業に就けるのか? 夢を叶えられるのか?という問いに対しては、「まず、一番最初に決めなきゃいけないのはゴール。そうなるためには何が必要なのかを逆算していくこと。すると今何をしなければいけないのかがわかってくるはず。大切なのは、なれるかどうかではなくこうなるんだと決めること。夢はエネルギー、夢のない人間は未来を歩いていけないんだ。大きく夢を持つこと。そして自分の夢の設計図は自分で作ること。この考え方さえ出来れば、君たちの夢は必ず叶うから」と、丁寧に説明。
その後の質問コーナーも含め当初45分の予定だった授業は90分におよび、最後は生徒たちと記念撮影をして、教室を去っていった。
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