2010/07/22 00:00
イギリスのマスコミ報道によると、世界的な人気を持つ審査員、SIMON COWELLはイギリス版『GOT
TALENT』の以前の参加者に250万ポンド(380万ドル)を求める訴訟を起こされたという。
COWELLと彼の番組を訴えたのは、2009年5月にITVで放映された『BRITAIN’S GOT TALENT』に出演したEMMA AMELIA PEARL CZIKAI。彼女は番組で恥をかかされプライドを傷つけられたという。
CZIKAIはまず1月に不正と差別の訴えを就労裁定委員会に提出した、とガーディアン紙が最初に明らかにした。
7/21にロンドンの裁定委員会で裁判前の審査会が行なわれた。
CZIKAI本人は番組とその審査員たちの「搾取、侮辱、堕落、粗暴」を告発した。
また彼女は、障害差別の罪もあると主張した。バック音楽のレベルを下げたり、マイクのレベルを下げたりするなど、彼女のための調整が一切されなかったというのだ。
「この番組は限られたリッチな人々を大変リッチにし、一方その辺の普通の男女を本質的残酷さでもって搾取、侮辱、堕落、現代的野蛮にさらしている」と彼女は言った。
元看護婦の彼女は裁判所に頸椎神経炎で苦しんでいると語った。そのため頭痛や肩こりが起こりやすく、歌唱にも問題が出たのだという。
完全な公聴会が開かれるかどうかを決める裁判前の審査会は、彼女が気持ちを傷つけられたことに対して30万ポンド、賠償金100万ポンド、休業保証金125万ポンドを求めているとしている。彼女は、お金が入ればチャリティに寄付すると言っている。
CZIKAIはメディア規制をするOFCOMに自分が番組で不当に扱われたと訴えていたが、その訴えは拒絶されていた。
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