2022/02/02
現地時間2022年1月31日、エアロスミスが新型コロナウイルスの影響で今夏予定していたヨーロッパ・ツアーを中止することを発表した。
バンドは、「とても残念ですが、2022年6月から7月にかけて予定していたヨーロッパ・ツアーが中止となったことを発表しなければなりません」と公式SNSに綴っている。「新型コロナウイルスの状況を注視してきましたが、移動関連の不確実性、新型コロナによる規制が継続していることや他の問題を踏まえて、この地域で我々の夏のショーを行うことが困難だということが明らかになりました」とバンドは述べており、「私たちにとっての最優先事項は、ファンの健康、安全と幸福です。皆さんとロックするために戻って来ますし、近々エキサイティングなニュースをお届けできることを願っています」と続けた。
本ツアーは元々2020年に予定されており、米ラスベガスでのバンドの常設公演【Deuces Are Wild】に続く日程として、2019年に開催が発表されていた。だが、新型コロナウイルスの感染拡大により2021年に延期され、その後2022年に再延期され、今回中止となった。バンドの最後ライブは、2020年2月15日に米ラスベガスのパーク・シアターで行った前述の常設公演【Deuces Are Wild】となっている。
今回の発表を受けて、エアロスミスにとっての年内唯一のライブは、米ボストンのフェンウェイ・パークにて9月8日に予定されているエクストリームとの公演のみとなった。バンドの50周年を祝福するこの公演も、2020年に行われる予定だった。
昨年、エアロスミスは、これまでのレコーディングをはじめ、グッズ、オーディオ・ビデオ・プロジェクトを網羅したユニバーサル・ミュージックとの全世界的提携を発表した。この契約によって、ユニバーサル・ミュージック・グループが、バンドの50周年に向けて、彼らの全カタログを取り扱うこととなる。同社は、今後のエアロスミスによる音楽プロジェクトの拠点となり、バンドの歴史と文化的影響を祝福する新たな映画、TV番組などのオーディオ・ビジュアル・コンテンツのプロジェクトを、バンドとともに企画、プロデュース、配給することになる。
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