2013/03/15 11:00
2007年のデビュー以来、コンスタントに2年に1枚のアルバムをリリースしてきたルーク・ブライアンの、4作目となる 『スプリング・ブレイク・ヒア・トゥ・パーティー』 が、キャリア6年目にして初のナンバーワンを獲得した、3月23日付アルバムチャート。
昨年の12月に開催されたアメリカン・カントリー・アワードでは9部門受賞し、前作『テイルゲイツ・アンド・タンラインズ』(最高位2位)がアルバム・オブ・ザ・イヤーを獲得。栄冠総ナメ状態だったルークが、その軌道に乗りリリースした本作で、満を持しての初首位獲得となったのも納得できる。初動枚数も、2位と倍近く差をつけ15万枚を記録した。春らしいタイトルも“季節モノ”として話題に。
続く2位も初登場、ジミ・ヘンドリックス『ピープル、ヘル・アンド・エンジェルス』。ジミの未発表マスターを集めた音源集で、主に68から69年の間にレコーディングされたものが収録されている。死後40年以上経ってもその人気は不動であり、初動7万枚以上を売り上げ話題を呼んでいる。
今週トップ10入りしたのは、先週の18位から急上昇したフロリダ・ジョージア・ラインの『ヒアズ・トゥ・ザ・グッド・タイムス』。2010年のデビューから着実に人気を集め、男気溢れる南部のカントリーロックが年代、性別を超えてブレイク中のカントリーデュオ。ジャンプアップに至ったのは、米iTunesストアが“Great New Artists”というコーナーを展開した際に、彼等をピックアップした結果だろう。5位のマックルモア&ライアン・ルイス『ハイスト』をはじめ、itunesやアマゾン等、大手のネットショッピングサイトでセールを行うと、チャートアクションにも大きく反映するのがここ最近のアルバムチャートの傾向でもある。
続く8位には、15位からミドルアップしたイマジン・ドラゴンズの『ナイト・ヴィジョンズ』。「レディオ・アクティヴ」が今週17位に、「イッツ・タイム」が登場40週超えのロングヒット(23位)と、シングルチャートで賑わせていることから、アルバムセールスに繋がったのだと予想される。
シングルの売り上げがアルバムセールスに反映しているのはイマジン・ドラゴンズに限らず、3位のブルーノ・マーズ『アンオーソドックスジュークボックス』を筆頭に、6位まで再浮上したリアーナの『アンアポロジェティック』、10位のルミニアーズ、11位のファンも同アルバムから既に2曲以上のシングルヒットを放っているし、12位にランクアップした、ピンクの『トゥルース・アバウト・ラヴ』からは、サードシングルとしてカットされた「ジャスト・ギヴ・ミー・ア・リーズン」が、先週の47位から18位へと大きく浮上、14位に停滞中のテイラー・スウィフトもシングル2曲のヒットが大きくセールスに影響している。
17位にデビューしたのは、ボズ・スキャッグスの5年振りの新作、『メンフィス』。タイトル通りメンフィスのロイヤル・スタジオでレコーディングされたアルバムで、スティーヴ・ジョーダンやレイ・パーカー・ジュニアが参加した、意欲作。貫禄のAORは健在で、『ミドルマン』(1980)の頃と変わらない歌声にこの順位も納得だ。
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