2013/03/12
6月1日と2日の東京ドーム公演をもって解散するFUNKY MONKEY BABYSが、3月8日 地元・八王子で最後の卒業生応援ライブを開催した。
2007年から毎年 完全無料ライブとして実施してきた同企画も今年で7回目。全国2435通1713校にもおよぶ応募の中から今回は八王子にある東京都立翔陽高等学校(東京都立館高等学校と東京都立八王子高陵高等学校が統合して2005年に開校)が選ばれたのだが、決め手は二つあった。
一つは、卒業生 高橋美月さんからの応募メッセージにあった担任の先生が、高校時代にファンキー加藤がお世話になった恩師だったこと。そしてもう一つは、統合前の高陵高校がDJケミカルの出身校だったのだ。
そんなメンバーにとっても縁のある学校で、彼らは学校関係者のみが知る完全シークレットライブを実施。「八王子音頭」をリメイクしたファンモンの人気曲「太陽おどり~新八王子音頭~」に合わせて登場すると、八王子ソングを2曲続けて披露。「俺は写メ撮られる為にきたんじゃねーぞ(笑)お前達の心に歌を届けに来たんだぁ!」と煽りつつ、応募してくれた高橋さんのリクエストに応えて「おかえりなさい」を歌唱する。
DJケミカルが「みなさんどーも! おめでとう! がんばれよー! しがらみなどなーい! つき進め―! いけー!」と口にすれば、モン吉も「みなさん卒業おめでとうございます。想像は無限大なので思った通りに行動して下さい!」と卒業生を激励していく。
そして、ファンキー加藤は「楽しい事ばかりでは無かったと思う。悲しい事、辛い事たくさんあったと思う。でも、振り返ってみればどれも素敵な想い出で。みんなと同じで俺達3人も苦しい事、悲しかった事たくさんあったけど、時間が過ぎれば、笑い話になるくらいどれも素敵な想い出で。そんな3年間を無駄にはして欲しくない」と語りかけ、「僕はFUNKY MONKEY BABYSを10年間やってきて分かった事があります。頑張っていれば幸せは必ず訪れると。夢とか目標は全員が全員、必ずしも叶わないかもしれない。それでも頑張ってきた日々っていうのは絶対に自分自身の力になっていく」と力強い言葉を残した。
その後、「あとひとつ」を熱唱した3人は最後のサプライズとして、TVはもちろん現在開催中の全国アリーナツアーでも歌唱されていなかったラストシングル曲「ありがとう」をライブ初披露。「隣の友達のことを想って聴いて。手拍子もいらないから、みんな手を繋いで」というファンキー加藤の言葉通り、卒業生も在校生も隣の人と手を繋いだり肩を組みながら、笑顔と涙が入り混じった顔で同曲を聴き入っていた。
◎ファンキー加藤 卒業生応援ライブでのMC全文
「3年生卒業おめでとう! 知っている人もいるかもしれないけど、僕達3人も今年の6月にはみんなと同じようにFUNKY MONKEY BABYSというグループを卒業します。多分、心境はみんなとすごく似ていると思うんだよね。
みんなの笑顔見てたら分かる。素敵な仲間達に囲まれて、素晴らしい学校だったんだって。
楽しい事ばかりでは無かったと思う。悲しい事、辛い事たくさんあったと思う。でも、振り返ってみればどれも素敵な想い出で。みんなと同じで俺達3人も苦しい事、悲しかった事たくさんあったけど、時間が過ぎれば、笑い話になるくらいどれも素敵な想い出で。
そんな3年間を無駄にはして欲しくない。
僕はFUNKY MONKEY BABYSを10年間やってきて分かった事があります。
頑張っていれば幸せは必ず訪れると。
夢とか目標は全員が全員、必ずしも叶わないかもしれない。それでも頑張ってきた日々っていうのは絶対に自分自身の力になっていく。
これは、俺達自身もたくさんの失敗から学べた事です。
大切なのはとにかく“あきらめない事”、“自分自身に負けない事”。
この2つだけだと思います。共にこれから頑張っていきましょう!」
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