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2021/12/21 16:00

ザ・キッド・ラロイ、兄のように慕っていた故ジュース・ワールドの最期について初めて語る

 ザ・キッド・ラロイが、故ジュース・ワールドの最新ドキュメンタリー作品『Juice WRLD: Into the Abyss』の中で、当時21歳だったジュースが地元である米シカゴのミッドウェー空港にて発作を起した直後に亡くなった時の状況を初めて語った。

 米HBO Maxにて2021年12月16日に配信されたトミー・オリヴァー監督によるドキュメンタリーの中で、サングラスをかけた18歳のザ・キッド・ラロイは、時々言葉を詰まらせながら神妙な面持ちで、亡き先輩で“兄”のような存在だったジュース・ワールドの最期や飛行機に同乗していたスタッフの間に走った衝撃や混乱を振り返った。

 「(飛行機を)降りるとき、窓から警察の姿が見えて、“どうなってるんだ?”って思ったのを覚えてる」とザ・キッド・ラロイは話し、「彼らに“全員パスポートを出してください”と言われた。俺は座っていて、ジュースはその向かいに座っていた……(ジュース・ワールドのクルーの一員の)Gマネーはそこに座っていた。ジュースとGマネーが握手したのを覚えている」と続けた。

 ザ・キッド・ラロイによると、すぐさまその場で“固まってしまった”そうで、友人を救うために自分にできることがないか当局に尋ねたと話している。ジュース・ワールドの死因は、オキシコドンとコデインの過剰摂取だったことが後日発表されているが、ザ・キッド・ラロイは「彼は本当に具合が悪そうだった。俺はパニクってそこに座っていて、“どうすればいいんだ?”って感じだった。当初、俺たちは彼が発作を起こしているだけなのかと思っていた。でも口や鼻から血が出てきて、当然のごとくみんなはさらにパニック状態に陥った。そこで警察がやってきて、俺たち全員に手錠をかけた。手錠をして一列に並ばせて、“彼から離れろ!”と言ったんだ」と説明している。

 ラロイは、故ジュース・ワールドの恋人アリー・ロッティ以外のクルー全員が手錠をかけられたと明かした。その際、アリーは警察に対して「もうやめて」と伝えたそうで、「警察は俺に手錠をかけ、アリーに“落ち着いて、彼(ジュース)は大丈夫だから、とにかく落ち着いて”って言ったけど、俺たち全員“いや、彼、血を流してるだろ”って感じだった」とラロイは話している。

 2019年12月8日の早朝、米ロサンゼルスから地元シカゴへ移動していた故ジュース・ワールドは、ミッドウェー空港に到着した際に機内で発作を起こした。すぐさま現地の病院へ搬送されたが、数時間後に死亡が確認され、その後事故死と断定された。

 ザ・キッド・ラロイと故ジュース・ワールドは親交が深く、ラロイは地元であるオーストラリア・シドニーで、2019年にジュースが行ったライブのオープニング・アクトを務めていた。その後、彼はジュースのマネージャーを務めていたグレードAプロダクションズと契約した。2020年のデビュー・ミックステープ『ファック・ラヴ』では、「Go」と題された楽曲でジュースをフィーチャーしており、一緒にカヴァーしたキム・ペトラスの「Reminds Me」を彼の一周忌に先駆けて公開し、先輩アーティストをトリビュートしていた。

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