2021/12/11 12:00
Billboard JAPAN HOT 100を構成するデータのうちダウンロード、Twitter、週間動画再生数のみを集計し、話題の曲を読み解く【ホット・バズ・ソング】。2021年の年間ホット・バズ・ソングは、BTS「Dynamite」が首位を獲得した。
2020年8月にリリースされた本作は、前年度22位から一気に上昇。さらに前年度と比較してダウンロードが22位から5位、動画が20位から1位、Twitterが53位から13位となった。2021年年間Billboard JAPAN総合アーティスト・チャート“Artist 100”では、BTSが総合首位に輝いた。そして、米ビルボードの年末決算チャートでは9部門でトップに立つなど、今年度も目覚ましい活躍を見せた。長期休暇を発表したばかりのBTS。ニューチャプターでの活動にも期待したい。なお「Butter」は3位に続いている。
続く2位には優里「ドライフラワー」がチャートイン。ダウンロード1位、動画3位、Twitter 43位という結果になっている。本作は2020年10月にリリースされてから「THE FIRST TAKE」をきっかけにバズが起こり『スッキリ』や『ミュージックステーション』での露出も大きく影響して、2021年2月にかけて順調にポイントが増加。2月17日公開のチャートで今年度の集計期間内において最も多くポイントを獲得している。
2020年に引き続き、ストリーミングが主流となる中、YouTubeやTikTokをきっかけに火が付く楽曲が多かった2021年。Billboard JAPANでは新チャート“TikTok Weekly Top 20”が12月8日からスタートしており「トレンド」が更に見えやすいものとなった。2022年はどんな楽曲が生まれていくのか楽しみだ。
◎2021年の年間Billboard JAPAN HOT BUZZ SONG
1位「Dynamite」BTS
2位「ドライフラワー」優里
3位「Butter」BTS
4位「うっせぇわ」Ado
5位「炎」LiSA
6位「夜に駆ける」YOASOBI
7位「怪物」YOASOBI
8位「廻廻奇譚」Eve
9位「群青」YOASOBI
10位「虹」菅田将暉
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