2021/11/29
関ジャニ∞の全国8か所26公演のアリーナツアーがついにスタート。ライブレポートが到着した。
2019年10月に5人体制をスタートさせ、その年の11月より大阪・松竹座を皮切りに47都道府県ツアーを実施するも、2020年3月、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、その後全公演の中止を発表した。2021年に関ジャニ∞が掲げている“Road to Re:LIVE”というテーマは、ツアー中断からおよそ1年9か月の間、止まってしまったエンタメやライブを再びみんなの“当たり前”にするための願いを込めた彼らの想いの一つでもある。
本ツアーでは感染予防対策も、来場されたお客さまに少しでも楽しんで見てもらえるよう、会場の各所にメンバーを模したキャラクターを使用して注意喚起を促すだけでなく、混雑緩和のために開場時間を長くとっているため、早くに入場したファンの方々に対して、メンバーがリアルタイムでファンに向けたグループチャットのやりとりをモニターに映し出すといった楽しみも。さらに、不自由な条件下でツアーに参加する観客に加え、さまざまな事情で来場が叶わなかったファンの方々と、今回のコンサートで少しでも共に盛り上がりを表現するために、楽曲の合いの手や関ジャニ∞のライブでは恒例となっている開演前やアンコール時の「エイトコール」などをファンクラブサイトを通じて事前に募集。コンサート本編中に自分たちが応募した声援が流れる事で、一体感を演出。関ジャニ∞流エンターテインメントをテンコ盛りに詰め込んだツアーとなっている。
11月20日に真駒内セキスイハイムアイスアリーナにて初日を迎えた【KANJANI’S Re:LIVE 8BEAT】。ツアー2か所目となる横浜アリーナ(※横浜アリーナ公演は、【KANJANI∞ LIVE TOUR 2008 ∞だよ!全員集合』以来、13年ぶり)では1万2000人のEighterが期待を膨らませ待つ中、ツアータイトルにもなっている「Re:LIVE」でスタート。さまざまな我慢が続いた日々を過ごすEighter(関ジャニ∞のファン)と共に関ジャニ∞が歌詞を紡いだ絆の曲でもある本楽曲は、メンバー自ら「”Re:LIVE”はEighterの前で披露して初めて完成を迎える一曲」と語るなど、特別な想いが込められた1曲になっている。さらに新アルバム『8BEAT』収録の最新曲やヒットシングル「ズッコケ男道」等を披露し、関ジャニ∞のクリスマスソング定番曲「君の歌をうたう」ではモニターにうつるアニメーションと、メンバー各自の動きがリアルタイムで連動したモーションキャプチャー演出でステージを彩った。
コンサート中盤ではバックとしてツアーに帯同しているAmBitious(関西ジャニーズJr.)がTOKIOの名曲「AMBITIOUS JAPAN!」のカバーを披露した後、「ブリュレ」を筆頭に関ジャニ∞が数々のダンスナンバーをパフォーマンス。多くの観客が歓声の代わりに息を呑み込んだ。
コンサート終盤、関ジャニ∞のライブでは恒例のBANDセットへの転換時にステージが観音開きに回転。ステージ上部にスポットライトが当たり登場する横山裕と安田章大は、高さ12メートルから新アルバム『8BEAT』のオープニング曲「8beat」を披露。さらに「NOROSHI」「象」等の人気曲に続き、「勝手に仕上がれ」では事前にファンから募集した歓声と共にバンド演奏を披露。ファンが歓声をあげられない中でも会場を最高潮に盛り上げた。
11月26日~28日にかけて4公演行われた横浜アリーナ公演では、感染防止安全計画を神奈川県に提出。コロナ禍中でのコンサート開催においてジャニーズ事務所の感染予防対策の取り組みが認められ、特例で1万2000人を前に有観客ライブを迎えることが出来た。メンバーの横山裕はMCでファンに対して「この景色を見るために、この1年9ヶ月頑張ってきたんだなと、全てが報われた気がします。やっぱり関ジャニ∞はステージに立っている時が一番かっこいいと本当に思います。まだまだかっこよくなるつもりなので、応援よろしくお願いいたします。」と、今の気持ちを伝えた。
そして全てのEighterと共に、ツアーラストを迎えたいという想いから、ツアー最終公演となる2022年1月23日18時からの宮城 セキスイハイムスーパーアリーナ公演を生配信。視聴チケットは現在販売中だ。
https://online.johnnys-net.jp/s/jno/page/ReLIVE_8BEAT
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