2021/11/15
現地時間2021年11月14日、【2021 MTVヨーロッパ・ミュージック・アワード】(MTV EMA)がハンガリーのパップ・ラズロ・ブダペスト・スポーツアリーナから生放送され、BTSとエド・シーランが、それぞれ複数の賞を受賞した。
BTSは、<最優秀グループ賞>、<最優秀ポップ賞>、<最優秀K-POP賞>、<ビゲスト・ファン賞>に輝き、最新シングル「Overpass Graffiti」の演奏で授賞式のオープニングを飾ったシーランは、<最優秀アーティスト賞>と「Bad Habits」で<最優秀楽曲賞>を獲得した。その後、彼は「Shivers」のパフォーマンスも行った。
「Montero (Call Me By Your Name)」が、<最優秀ビデオ賞>に選ばれたリル・ナズ・Xは、ファストフード店のドライブスルーで働く従業員“モンテロ”に扮し、客から車の窓越しにトロフィーを渡されるというユーモラスな受賞動画で会場を沸かせた。
なお、今年最多となる8つの賞にノミネネートされていたジャスティン・ビーバー、5部門の候補に挙がっていたザ・キッド・ラロイは、無冠に終わった。国別のアーティストの表彰も行われ、アメリカ部門の受賞者となったテイラー・スウィフトは、米NYから動画で賞を受け取った。
今年司会を務めたスウィーティーは、強敵オリヴィア・ロドリゴを下し、<最優秀新人賞>に輝いた。過去にザラ・ラーソン、デュア・リパ、カーディ・B、ビリー・アイリッシュ、ドージャ・キャットが受賞している同賞は、6年連続で女性アーティストに授与されることとなった。スウィーティーは、「Best Friend」、「Tap In」、「OUT OUT」などのヒット曲のメドレーも披露した。
さらには<最優秀ラテン賞>に輝いたコロンビア出身のマルーマが、タンザニア人シンガーのRayvannyとともに「Mama Tetema」を披露し、<最優秀ロック賞>を受賞したマネスキンは、最新シングル「Mammamia」のロックな演奏で観客を盛り上げた。彼らの「Beggin」は、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”TOP15入りする大ヒットとなっている。<最優秀オルタナティブ賞>を授与されたヤングブラッドは、「fleabag」の炎を使った、エネルギッシュなパフォーマンスで授賞式を締めくくった。
また、キム・ペトラスが、トランスジェンダー・アーティストとして【MTV EMA】史上初のパフォーマンスを行い、未発表曲「Coconuts」と「Hit It From the Back」をメドレー形式で歌った。他にも、イマジン・ドラゴンズが、ラッパーJ.I.Dとともに最新シングル「Enemy」を披露し、グリフが「One Night」、ガール・イン・レッドが「Serotonin」をそれぞれパフォーマンスして【MTV EMA】デビューを果たした。<ワールド・ステージ>のヘッドライナーを務めたワンリパブリックは、ブダペストのヒーローズ・スクエアで、花火をバックに「Run」の見事な演奏で観客を魅了した。
他にも、リタ・オラ、モデルのウィニー・ハーロウ、ワンリパブリックのライアン・テダー、WWE界のスターであるドリュー・マッキンタイア、イヤーズ&イヤーズのオリー・アレクサンダー、DJ&プロデューサーのジョエル・コリー、ブラジル出身の歌手マヌ・ガヴァッシなどが授賞式に華を添えた。
◎【2021 MTVヨーロッパ・ミュージック・アワード】受賞作品&アーティスト
<最優秀アーティスト賞>
エド・シーラン
<最優秀楽曲賞>
「Bad Habits」エド・シーラン
<最優秀ビデオ賞>
「Montero (Call Me By Your Name)」リル・ナズ・X
<最優秀コラボレーション賞>
「Kiss Me More」ドージャ・キャットfeat.シザ
<最優秀グループ賞>
BTS
<最優秀新人賞>
スウィーティー
<最優秀ポップ賞>
BTS
<最優秀エレクトロニック賞>
デヴィッド・ゲッタ
<最優秀ロック賞>
マネスキン
<最優秀オルタナティブ賞>
ヤングブラッド
<最優秀ラテン賞>
マルーマ
<最優秀ヒップホップ賞>
ニッキー・ミナージュ
<最優秀K-POP賞>
BTS
<最優秀PUSH賞>
オリヴィア・ロドリゴ
<ビゲスト・ファン賞>
BTS
<最優秀ビデオ・フォー・グッド賞>
「Your Power」ビリー・アイリッシュ
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