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2021/11/10 19:00

ブラック・カントリー・ニュー・ロード、スティーヴ・ライヒに影響を受けた「Bread Song」のライブ映像公開

 英ロンドンを拠点に活動する7人組バンド、ブラック・カントリー・ニュー・ロードが、2022年2月4日リリースのセカンド・アルバム『Ants From Up There』より先日解禁された「Bread Song」のライブ映像を公開した。

 ベッドでパンを食べるという、親近感のある日常的な事柄を歌ったこの歌詞は、4年間にわたって考案されたという。楽曲は、バンドの音楽的進化も示している。複雑なダイナミクスを持つメロディーをさらに掘り下げ、リスナーを包み込むような美しい瞬間を作り出している。

 楽曲について、フロントマンのアイザック・ウッドは次のように語る。最初のコーラスを拍子なしでやりたかったんだ。「前にスティーヴ・ライヒの“Music for 18 Musicians”を観に行ったときに、クラリネット奏者の息継ぎまでの間隔で小節の長さが決まる曲があって、彼らは息が切れるまで演奏するんだ。バンド全体でそれを試してみたかった。お互いを 見ず、あまり多くの合図を出さず、ただ時間を気にせずに、一緒に演奏した」

 待望の2ndアルバム『Ants From Up There』は2022年2月4日にCD、LP、カセットテープ、デジタルでリリースされる。国内盤CDには歌詞対訳・解説が封入され、ボーナス・トラックが収録される。また輸入盤CDは通常盤に加え、ライブ音源が収録された2枚組デラックス盤CDもリリースされる。

 LPはブラック・ヴァイナルの通常盤、ブルーマーブル・ヴァイナルの限定輸入盤、日本でしか発売されないクリスタル・クリア・ヴァイナルに日本語帯が付いた日本限定盤、ライブ音源が収録された4枚組デラックスLPで発売される。なお、BIG LOVE RECORDSでは数量限定のサイン入りヴァイナルの発売も予定されている。

◎リリース情報
アルバム『Ants From Up There』
2022/2/4 RELEASE
BRC685 / 2,200円(plus tax)
国内盤特典:ボーナス・トラック追加収録/歌詞対訳・解説書封入
https://bcnr.lnk.to/afut

Photo: Rosie Foster