2021/11/03
スクイッドが、完全ソールド・アウトとなった全米ツアーの開始に合わせて、新たにビル・キャラハンの「America!」のカバーを発表した。原曲に忠実なギターとパーカッションのオープニングから、後半には激しいドラム、ノイズのようなフィードバック、そしてオリー・ジャッジの独創的なヴォーカルによってスクイッドらしさを爆発させている。
楽曲をカバーした背景について、「今年の初め、俺たちは二度目のロックダウンから抜け出すために、ミッドランドのオッターヘッド・スタジオでレコーディングをしたんだ。自分たちの好きな曲をカバーすることにしたんだけど、ビル・キャラハンの“America!”もその中の一曲だった。この曲が日の目を見ることになるとは思ってもいなかったんだけど、USツアーに向かうタイミングで、何か特別なものリリースしたかったんだ」とバンドは語っている。
今年5月にリリースされたデビュー作『Bright Green Field』が、その実験的かつ挑戦的な内容にもかかわらず全英チャート4位を記録し、音楽メディアや評論家からも賞賛を集めたスクイッド。先日にはコージー・ファニ・トゥッティ(スロッビング・グリッスル、クリス&コージー)とロレイン・ジェイムスをリミキサーに起用したリミックス・シングル2曲がリリースされ、原曲の違った魅力を掘り起こしたかのような前衛的サウンドが話題になった。
◎リリース情報
アルバム『Bright Green Field』
2021/5/7 RELEASE
BRC-665 / 2,200円(plus tax)
Photo: Yaël Temminck
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