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2021/10/28

亀梨和也、脱獄する死刑囚役でWOWOW連続ドラマに初主演 「魂を全開にしていられる、すごく居心地のいい現場」

 KAT-TUNの亀梨和也が、2022年春に放送・配信スタ-トのWOWOW「連続ドラマW 正体」で主演することが分かった。
 亀梨は、昨年公開され大ヒットを記録した映画『事故物件 恐い間取り』以来のタッグを中田秀夫監督と組み、脱獄する死刑囚役でサスペンスの映像化に挑む。亀梨のWOWOWドラマ主演は初めて。
 原作は、第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞した染井為人氏の『正体』(光文社刊)。
 ある夫婦の殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑を宣告された鏑木慶一(亀梨)。移送中に脱獄した彼は、逃亡しながらも、潜伏先で出会う人々をさまざまな窮地から救っていく。
 そして救われた人々は、その彼が指名手配中の死刑囚だと気付いたとき「彼は本当に殺人犯なのか?」と疑問を抱き始める。
 亀梨は「僕が演じる鏑木慶一は、姿と名前を変えながら全国を転々とし、行く先々でさまざまな人と出会い、関わり、何かを感じていきます。鏑木慶一とはいったい何者なのか。彼の“正体”は。このタイトルの意味を考えながらドラマを楽しんでいただけたらうれしいです」とコメントを寄せた。
 中田監督との再タッグについては、「こうしてまた早い段階でご一緒できることがとても光栄です。すごくスム-ズに意思疎通ができているし、中田監督とは信頼関係があると感じているので、僕も魂を全開にしていられるし、すごく居心地のいい現場です」と語った。
 自身のアイデアで地毛を金髪に染めるなど、入念な役作りに励んでいる亀梨。今後発表される共演者についても、「お名前を見るだけで震えるほど、僕のギアが幾つも入るぐらいの素晴らしい方たち。たくさんのエネルギ-を頂いているので、それをお芝居にしっかりと反映させたいと思います」と意気込みを語った。