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2021/10/28 10:00

「THE FIRST TAKE STAGE」セミファイナリストの小林右京、「顔が良いやつは音楽をやるな」でデビュー

 「THE FIRST TAKE STAGE」セミファイナリストの小林右京が、オーディションで唯一の100万回再生を記録した曲「顔が良いやつは音楽をやるな」の新バージョンで、11月3日にソニー・ミュージックから配信デビュー。新ビジュアルも公開された。

 小林右京は、現在大学4年生の22歳の新感覚シンガーソングライター、YouTuber。大学1年生の時に出演したNHK『のど自慢』本戦でのスピッツ「チェリー」のパフォーマンスがネットで話題を集めた。2020年6月に「顔が良いやつは音楽をやるな」をTwitterとYouTubeから発信した所、多くの共感を呼び、約90万再生を記録する。この曲は、当日は面識がなかったシンガーソングライターをモデルに、ネットで見かけた“めちゃくちゃ顔が良い”、同じ苗字の彼に対するただの僻みから20分くらいで制作されたという、小林右京流の“世間に報われない人に捧ぐアンセム”だ。

 昨年末、「THE FIRST TAKE」の一発撮りオーディション「THE FIRST TAKE STAGE」に応募し、約5,000組の応募者の中から、1次書類選考、2次オンライン選考、3次対面選考を通過。2021年5月22日、セミファイナリスト(3次選考通過者)14名発表のYouTubeプレミア公開時には、チャットが小林右京ファンのコメントで溢れかえり、「小林右京」というワードがTwitterのトレンド入り。弾き語りでの「顔が良いやつは音楽をやるな」の一発撮りのパフォーマンス動画が期間限定で公開され、約1ヶ月間で候補者の中で唯一100万回再生を記録。惜しくもオーディションは4次選考で敗退したが、公開された動画がレコード会社のスタッフの目に留まり、「この曲をリアレンジして、リリースしてみないか?」と声がかかり、ソニー・ミュージック内のREDから配信リリースすることが決定した。

 今回、サウンドとリリックをブラッシュアップした新バージョンのプロデュースとアレンジを後藤次利が手掛け、ミュージシャンに小笠原拓海(Dr)、佐橋佳幸(Gt)などを迎え、音楽マニアである小林右京からのリクエストによるメンバーが参加したセッションが実現。70年代後期ブラック・ミュージック、City Pop路線にリアレンジされた音源が完成した。

 Apple Musicのプレアド、SpotifyのプリセーブとiTunes Store、Amazon Musicのプレオーダーが可能。

◎小林右京 コメント
THE FIRST TAKEの動画を見たレコード会社の方から、フルアレンジバージョンをウチで出さないかとお声がけいただき、あれよあれよ話が進んでいくうちに何だか凄い事になってしまいました。大人が一丸となった本気の悪ふざけです。原曲の実家で録った弾き語りバージョンと聴き比べても楽しんでいただけると思います。デビュー作からアクセル、気合い、アウトローさが全開になりました。対戦よろしくお願いします。

◎後藤次利 コメント
温故知新とでも言うか、右京君の脳内に流れてる音楽は1970.1980年代から現代に至るまでの様々なジャンルの音が渦巻いてるようだ。しかもそれらを時代性、音楽性で区切ること無く、好き勝手に彼の脳内ミキサーにかけ独自の世界観を生み出してる。そこに共感を持ちアレンジ作業の起点となった。詞も愚痴SONGのようでありながら、ネガティヴとポジティブが入り混じった世界。きっと小林右京は言葉も音も思考も自分のスタンスも混沌としたあらゆるベクトルを楽しんでいるに違いない。

◎リリース情報【商品情報】
配信楽曲「顔が良いやつは音楽をやるな」