2021/10/27 11:50
現地時間2021年10月26日、米ビルボードが入手した裁判所の文書の中で、2018年にマック・ミラーを死に至らせたフェンタニル入り偽造オキシコドン錠をミラーの売人に提供したスティーブン・ウォルターが、フェンタニルを調達した罪1件に関して有罪を認めた。検察によると、ウォルターは最長で20年の懲役刑を科される可能性がある。
故ミラーの死に関連して起訴された他の二名の男性キャメロン・ジェイムス・ペティットとマイケル・ライアン・リーヴィスは無罪を主張しており、二人の裁判は2022年3月1日から行われる。
文章には、ウォルターが、“マイケル・ライアン・リーヴィスにフェンタニルを偽造オキシコドン錠として、キャメロン・ジェイムス・ペティットへ故意にそして意図的に配布するように指示した。(ウォルターは)ペティットに与えるようにリーヴィスへ指示した錠剤にはフェンタニルまたは連邦規制薬物が含まれていることを認識しており、関連するすべての機会においてリーヴィスがペティットに錠剤を提供することを目的としていた”と記されている。
司法取引協定によると、故ミラーの死を引き起こしたオーバードーズは、フェンタニル、コカイン、アルコールを合わせて摂取したことによるものだった。文章には、「M.M.は、2018年9月4日にペティットから受け取ったフェンタニルを含む錠剤がなければ、過剰摂取で亡くなることはなかっただろう」と綴られている。ウォルターは、フェンタニルを調達した罪1件に関して有罪を認めているが、規制薬物を配布しようとした罪に関する告訴は取り下げられた。
先日、故マック・ミラーによる2014年のミックステープ『フェイセズ』が各ストリーミング・サービスにて解禁となった。ファン人気の高い今作は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で3位を記録した。
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