2021/10/18
カーディ・Bが先週、政治について声を上げるのをやめた理由についてSNSでコメントした。
以前のカーディは、多くの保守的な共和党の政治家やコメンテーターの共通の標的となっていたが、常に堂々と反撃していた。そんな彼女に対し、2021年10月14日にあるTwitterユーザーが、「@iamcardibはよく政治や政治的なことについて語っていた。それってどうなったの?」と、彼女が何故プラットフォームを使って政治を語ることをやめたのか直接質問をぶつけた。
すると彼女は、「共和党員たちにいじめられたり、自分が味方しようとしていた人たちからまでもバッシングされることにうんざりしちゃったんだよ」と返信した。
29歳のカーディは、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”の首位に輝いた、メーガン・ザ・スタリオンとの性的に露骨なコラボ曲「WAP」を発表した際、多くの非難を浴びたが、彼女はこの曲を“FOXニュースで共和党員たちを泣かせたやつ"と的確に表現した。 保守系政治評論家のベン・シャピーロは、2020年8月にこのシングルが発売された直後に自身の番組で歌詞を読み上げ、そのどの部分がフェミニズム運動の中でどのような役割を果たしているのかについて皮肉たっぷりに分析していた。
また、2020年の米大統領選挙に向けて、カーディが現大統領のジョー・バイデンや元民主党候補のバーニー・サンダースにインタビューした際、シャピーロは保守派コメンテーター仲間であるキャンダス・オーウェンズを番組に呼んだ。オーウェンズは、民主党の戦術はブラック・アメリカン有権者の音楽の好みに訴えかける“迎合である”と主張し、後にカーディと個人的に政治論争を展開した。さらに、元共和党議員候補のディアナ・ロレインがカーディとメラニア・トランプ元米ファースト・レディを手厳しく比較した際にもカーディは反撃している。
2020年に米ビルボードの<ウーマン・オブ・ザ・イヤー賞>を受賞した際のカヴァー・ストーリーで、カーディはバイデン大統領の勝利が発表された日に、ホワイトハウスの外で自身とメーガンのファンが「WAP」を歌っていたことについて反応していた。彼女は、「多くの共和党員、それもインスタグラムでフォローされているようなただの共和党員じゃなくて、(ベン・)シャピーロ、キャンダス・オーウェンズ、トミ・ラーレンみたいな、(公認アカウントを意味する)青いチェックマークが付いていて、何百万人もフォロワーがいるような共和党員たちが、“WAP”についてくだらない話ばかりしていた。だから、私とメーガンの歌でバイデンの勝利を祝っている人たちを見るのは、私にとっては勝利だったんだ。“あそこ”の力よね、分かる?」と語っていた。
彼女はまた、昨年9月に配信したインスタグラム・ライブで、共和党員からのいじめだけでなく、トランプ支持者からネット・ハラスメントを受けていることを明かしていた。「あいつらは私のことをおとしめる。バカにする。私は無視する。どうでもいいと思ってるからさ。ただちょっと言わせてもらいたいんだけど、あいつらエスカレートしちゃって、あるトランプ支持者が私の住所を晒して、人々に私の自宅を特定しろ、火を付けろって呼び掛けたんだよ。私はマジで私立探偵を雇って、そいつに令状を送達して逮捕してもらったんだ。そしたらその男の子はまだ10代だった。親がマジで動揺してた」と、当時彼女は語っていた。
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