2021/10/08
カニエ・ウェストが、米カリフォルニア州にドンダ・アカデミー(Donda Academy)という学校を開校予定であることが分かった。学校名は、カニエの10thスタジオ・アルバムのタイトルにちなんでいるが、このアルバム名はそもそも亡き母でシカゴ州立大学の元教授で英語学科長のドンダ・ウエスト博士に敬意を表して付けられたものだ。
ドンダ・アカデミーはK-12、つまり幼稚園から12年生(高校三年生)までのプレパラトリー・スクールで、公式サイトによると、“刻々と変化する世界で通用する教育を学生に提供する”と同時に“信仰と未来のイノベーションの接点”を見つける方針であるという。入学要項のセクションには、「ドンダ・アカデミーは、厳格な必修科目をはじめ、持続可能性、創造性、批判的思考、問題解決に重点を置いた世界水準の教育を提供することで、生徒たちが次世代のリーダー、思想家、革新者になるための準備をする」と記載されている。
また、バスケットボールにも力を入れるようで、Zion Cruz、Jahki Howard、Robert Dillingham、Jalen Hooksという4人の有望選手が転入すると報じられている。Hooksは地元紙Indianapolis Starに対し、「辞退するなんて考えられませんでした。これは家族の決断でもありました。僕の可能性を最大限に引き出し、成長して大学レベルに備える好機であると家族全員が感じました」と語っている。Howardは自身のインスタグラムに、「カリフォルニアに引っ越してドンダ・アカデミーに転校します」などと投稿している。
約2週間前、地元紙Simi Valley Acornが、カニエがロサンゼルスのムーア・パークとシミ・バレーの間に位置する土地を“狙っている”と報じていた。同紙によると、学校には生徒が利用する“教室、実験室、オフィス、キッチン、トイレ、倉庫、バスケットボール・コート、屋外グラウンド」が設置されるとのことだ。
彼は過去にも教育機関の開設に手を出しており、2020年10月に、自身のTwitterアカウントに“Yeezy Christian Academy”の様子を投稿している。「Dear Future, I Still Believe in You」と題されたこの動画では、参加者が感動的なメッセージをシェアしていた。
ドンダ・アカデミーの授業開始時期は現時点では不明だが、Yahoo Sportsによると、NBAのスター選手であるレブロン・ジェームズの息子ブロニーが通うシエラ・キャニオン・スクールとの試合が、2022年2月にステイプルズ・センターで行うことが検討されているようだ。
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