2021/10/07
4度の【グラミー賞】受賞経験を持つロバート・グラスパーが、米カリフォルニア州イングルウッド出身のD・スモークとティファニー・グーシェをフィーチャーしたニュー・シングル「Shine」をリリースし、MVも公開となった。
本トラックは、2021年の【グラミー賞】で<最優秀R&Bソング>を受賞したH.E.R.をフィーチャーした「Better Than I Imagined」以来のリリースで、待望の『Black Radio 3』は、これまでの作品と同様に、黒人の愛と回復力を称える文化的な瞬間を表現したものになるとのことだ。
今回フィーチャリングに起用されたD・スモークは、今年9月にケネディ・センターで行われたグラスパーの公演時に共演し、心地いい自然なパフォーマンスを披露したとのことで、そのときに2人の間で創造的な絆を深めたという。
今回のコラボレーションについて、ロバートは「この曲でD・スモークとコラボレーションできたことをとても嬉しく思います。彼は間違いなく、今日の新世代のヒップホップ界をリードする声の持ち主です。彼は本物の音楽を理解しているし、素晴らしいミュージシャンやアーティストの家系に生まれました。そういえば、この曲に参加している彼のいとこのティファニー・グーシェにも拍手を送りたいですね。私たちは、みんなが輝いているのを見たいのです」とコメントしている。
次のアルバムに先駆けて、10月1日から11月7日まで、グラスパーは世界的に有名な米ニューヨークのブルーノート・ジャズ・クラブに戻り、3回目の秋のレジデンシー公演を行っている。33夜で全66回のショーという前代未聞の公演数だ。
2018年、グラスパーはブルーノートで1か月間のレジデンシーを行ったが、それはジャズ界の伝説的存在であるディジー・ガレスピー、チック・コリア、クリス・ボッティなどに続く4人目のミュージシャンという快挙となった。このレジデンス公演は、ニューヨーク・タイムズ紙で取り上げられ、「グラスパーが“おそらく同世代で最も著名なジャズ・ミュージシャン”である」と紹介された。
グラスパーのこれまでのブルーノート・レジデンス公演には、デイヴ・シャペル、カニエ・ウェスト、クリス・ロック、クエストラヴ、ジル・スコット、コモン、タリブ・クウェリ、イェバなどの予告なしの特別ゲストが頻繁に訪れることもあり、今回のレジデンス公演でも誰が予告なしに現れるかが楽しみだ。
なお、「Shine」も収録される待望の『Black Radio 3』は、2022年初頭にリリースが予定されている。
◎リリース情報
配信シングル「Shine」
2021/10/7 RELEASE
https://robertglasper.lnk.to/ShinePR
Photo: ©Mancy Gant
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