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2021/10/04

ジャイルス・ピーターソンが見初めたシークレット・ナイト・ギャング、デビューALリリース

 ソウルフルなヴォーカルで魅了するケマニ・アンダーソンと、切れのあるサックス奏者として一目置かれるキャラム・コネルの2人が率いるマンチェスター拠点のバンド、シークレット・ナイト・ギャングが、セルフタイトルのデビュー・アルバム『Secret Night Gang』を10月22日にデジタルで、12月3日にCD/LPでリリースする。同作より現在4曲が先行解禁されている。

 ジャイルズ・ピーターソン主宰の名門〈Brownswood Recordings〉より同アルバムをリリースするシークレット・ナイト・ギャング。バンドを率いるケマニとキャラムのデュオは、マンチェスターのジャム・セッション・シーンで経験を積みあげ、そこでベーシストのスチュー・ホワイトヘッドに出会いトリオを結成。暗闇のなか閉鎖したままのオールド・トラッドフォード(マンチェスター・ユナイテッドFCの本拠地)でジャムセッションを行ない、その時の経験からバンド名を付けたそうだ。

 その後、ドラマーのマイク・ウィルソンとプロデューサー兼エンジニアとしてダルケミスことイヴォンヌ・エリスを招き入れた。本作にはベースにウィルソンの同胞のジュヌロイが参加、ギターにはナイル・ロジャースのようなリズム・ギターを奏でるジャック・ダックハムが参加している。

 現代的でクロスオーバーな感覚が取り入れられた本作において、彼らはファンク、ソウル、ジャズ、ディスコなど様々なジャンルを新しい感性でミックス。自分たちのサウンドを制限のないものとして表現しており、キャラム・コネルは「ひとつのジャンルに固定していないんだ。このアルバムは、過去3年間を映しだすもので、僕らが好きな音楽とミュージシャンに対するオマージュでもある」、「リスナーが音楽の中で自分を見つけられるような、制約のない楽曲を書いているんだ。でも、なんと言っても、考えるための音楽じゃなくて--踊るための音楽なんだよ」と語る。

 アルバムにはシック、クインシー・ジョーンズ、スティーヴィー・ワンダー、アース・ウィンド&ファイアなど様々な影響を散りばめている。タワー・オブ・パワー風の「Journey」、ハードファンクなスタイルの楽曲でアンダーソンの独特なヴォーカルスタイルが輝く「Lonely」、心地良いR&Bを展開する「Fall in Love」と「Beautiful Days」、スピリチュアルな領域まで到達している「The Sun」。そして「Wanna Be With You」と「Live Your Life」では、ジル・スコットやJ・ディラの影響を感じるネオ・ソウルを披露している。

 アルバム『Secret Night Gang』はデジタルで10月22日に、国内流通仕様盤CDと輸入盤CD/LPは12月3日にリリース。LPは通常盤に加え、3Dアートワーク仕様の3Dメガネが付属した限定盤も発売される。

・Secret Night Gang - Wanna Be With You
https://youtu.be/SjM8Mkp2QH8
・Secret Night Gang // The Sun
https://youtu.be/ofY04cfi3F8
・Secret Night Gang // Journey
https://youtu.be/8Drwn1rsSp0
・Secret Night Gang - Captured
https://youtu.be/D7bzSfN-vGU

◎リリース情報
アルバム『Secret Night Gang』
2021/12/3 Release
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=12124


Artist Photo credit:Karolina Wielocha

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