2021/09/24
デーモン・アルバーンが、アイスランドで書かれ、レコーディングされたニュー・ソロ・アルバム『ザ・ニアラー・ザ・ファウンテン、モア・ピュア・ザ・ストリーム・フロウズ』から、最新シングル「Royal Morning Blue」をリリースした。
「曲は“雨が雪に変わる”というフレーズで始まる。“Royal Morning Blue”は、その瞬間のフィーリングに関しての曲だ。私たちが経験したすべての暗闇の中で、それはとても美しく、前向きなことだった」とアルバーンは語る。また、「Royal Morning Blue」のリリースとともに、『Sublime Boulevards - Performance Films』と題されたスペシャル・フィルムより、同曲のライブ映像も公開された。
『ザ・ニアラー・ザ・ファウンテン、モア・ピュア・ザ・ストリーム・フロウズ』はアルバーンのセカンド・ソロ・アルバムで、新たな所属レーベル、Transgressive Recordsより2021年11月12日にリリースされる。元々はアイスランドの風景にインスパイアされたオーケストラ作品として意図されていたが、昨年のロックダウン下、アルバーンは脆弱性、喪失、出現、再生のテーマをさらに探求する11のトラックへとそれを展開。結果、自らをストーリーテラーとする曲のパノラマコレクションを完成させた(アルバムのタイトルはJohn Clareの詩『Love and Memory』から取られている)。
「このレコードを制作している時、僕は自分自身の暗い旅(dark journey)に出ていた。そして、穢れがない源(pure source)がまだ存在するかもしれない、と信じるようになった」とアルバーンは語る。
長年にわたる音楽的シフトと探求の中、このレコードは、親密なメロディに寄り添うオーケストラのアレンジや、感染性のある荘厳を磨く不協和音と共に、アルバーンの持つより多くの領域を明らかにする。そして、それらは、これまでの中でも最も魅力的なアルバーンのヴォーカル・パフォーマンスに合わせられる。『ザ・ニアラー・ザ・ファウンテン、モア・ピュア・ザ・ストリーム・フロウズ』は自然界の美しさと混沌をとらえたサウンドトラックのように、鮮やかに人間の感情の満ち引きを記録し、我々の時代の魂を豊かにするドキュメントとして機能する。
◎リリース情報
アルバム『ザ・ニアラー・ザ・ファウンテン、モア・ピュア・ザ・ストリーム・フロウズ』
2021/11/12 RELEASE
TRANS551CDJ / 2,500円(plus tax)
※解説/歌詞/対訳付、日本盤ボーナス・トラック収録
Photo: Matt Cronin
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