2021/09/22
数々の【グラミー賞】を受賞し、【ロックの殿堂】入りを果たした伝説的ギタリストのカルロス・サンタナが、2021年10月15日発売のニュー・アルバム『Blessings and Miracles』からの3rdシングル「Whiter Shade of Pale」をリリースした。この曲には偉大なヴォーカリスト/ギタリスト/キーボード奏者/グラミー受賞者でもあるスティーヴ・ウィンウッドがフィーチャーされている。
サンタナとウィンウッドによるプロコル・ハルムの名曲「A Whiter Shade of Pale」ではオリジナルと同様、全体的に哀愁が漂っていると同時に、これまでになかったロマンティックな要素もみられる。ウィンウッドの声は、不思議なほど特異な楽器でもあり、聴く人の心を揺さぶり、深く感動させる。サンタナは、マシュー・フィッシャーのオリジナルのオルガン・ラインをギターで表現し、時代を超えたメロディーに独自のテイストを施している。
サンタナは、ウィンウッドと一緒に英ロンドンのハイド・パークでライブにいた時、彼にこの曲をレコーディングしようと提案したことを振り返る。「私は彼に“君と私でやらなければならないが、とてもセクシーに、ハレー・クリシュナのように、でもコンガを使ってやろう”と言いました。私が持っていたアイデアを聴かせ、彼は“聞こえるよ、カルロス。君の言うとおりだ”と言ってくれました。そこで、サンタナ、キューバ、プエルトリコの音楽をアフリカ風にアレンジしました。そしてなにより、スティーヴの声はとてもセクシーで美しい」と彼は語る。
ウィンウッドは「カルロスは、私がこの50年間やろうとしてきたこと、つまり、ロック、ジャズ、フォーク、ラテン・アフロ・カリビアンの要素を組み合わせることをやっている。カルロスの天才性は、ロックとラテン・キューバンのリズムを見事に融合させていることにあります。私は過去50年間に何度もカルロスと一緒に演奏してきましたが、今もまた一緒に仕事ができることが光栄です」とコメントしている。
「このアルバムのタイトルは、私たちは生まれながらにして天の力を持っており、それによって祝福と奇跡を生み出すことができるという私の信念から来ています」とサンタナは説明する。「しかし、私たちは光、精神、魂を利用しなければなりません。これらは不滅で不変のものです。このアルバムでは、この3つの要素がテーマとなっています」。
サンタナは、クリス・ステイプルトン、ジー・イージー、ダイアン・ウォーレン、スティーヴ・ウィンウッド、チック・コリア、リック・ルービン、コリー・グローヴァー、カーク・ハメット、アリー・ブルック、アメリカン・オーサーズ、ナラダ・マイケル・ウォルデンなど、多彩なアーティスト、作家、プロデューサーとコラボレーションし、ジャンルを超えた、フックに満ちた音楽の祭典を繰り広げている。
また、ドラマーのシンディ・ブラックマン・サンタナやシンガーのトミー・アンソニーなど、サンタナのツアーバンドのメンバーによる華麗な演奏に加え、サンタナの息子であるサルバドール・サンタナのボーカルとキーボード、娘のステラ・サンタナのリードボーカルも聴きどころとなっている。
◎リリース情報
配信シングル「Whiter Shade of Pale」
配信中
アルバム『Blessings and Miracles』
2021/10/15 RELEASE
https://silentlink.co.jp/blessingsandmiracles09
Photo: ©Maryanne Bilham
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