2021/09/17
映画『スターダスト』の本編映像が到着した。
10月8日から公開される同作は、デヴィッド・ボウイのアルバム『ジギー・スターダスト』が発表される前年、若き日のデヴィッド・ボウイを描く物語。別人格“ジギー・スターダスト”を生み出すきっかけとなった瞬間の舞台裏、キャリアのターニングポイントと関わった人たち、彼の内面が映し出される。
公開されたのは若き日のデヴィッド・ボウイが初のアメリカツアーに臨む前のマネージャーやメンバーとの会話を切り取ったシーン。アルバム『世界を売った男』が完成し、イギリスのみならずアメリカでのヒット間違いなしと期待に胸を膨らませるデヴィッドたちをマネージャーが絶賛するシーンや、ボウイが「ツアーをしなきゃな、全米を沸かす」と意気込む様子、最初の妻アンジーやミック・ロンソンらの姿、ボウイたちがマーキュリーレコードの「挑戦的だ」という評に喜ぶ場面、マネージャーがアメリカで彼らの音楽が全く受け入れられなかった事実を突きつける様などが映し出されている。
ガブリエル・レンジ監督は、ボウイ役にジョニー・フリンを選んだ理由として「迷走中の駆け出しアーティストの気持ちを理解できる俳優を優先的に探していた」と明かしている。自身もミュージシャンとして活躍しているジョニー・フリンは「本作で描いているボウイはまだ駆け出しで自分の声を探している最中だ。私もミュージシャンとして実際にツアーをしたり、ステージで演奏をした経験はある。バンドを結成する大変さを知っているから、私が演じることである意味効果があったと思う」と自身と共通する部分を振り返り、「新しい曲や、アルバム、新しい音を持ってステージに立つ怖さを知っている。 作中で使われている幾つかの曲は、撮影前にレコーディングすることができた。ボウイとしてスタジオでレコーディングできたのは、いい準備運動になった」と語っている。
◎映画情報
『スターダスト』
2021年10月8日(金)からTOHOシネマズ シャンテほか全国公開
監督:ガブリエル・レンジ
脚本:クリストファー・ベル、ガブリエル・レンジ
出演:
ジョニー・フリン
ジェナ・マローン
デレク・モラン
アーロン・プール
マーク・マロン
上映時間:109分
配給:リージェンツ
(C)COPYRIGHT 2019 SALON BOWIE LIMITED, WILD WONDERLAND FILMS LLC
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